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スマホ 浮気調査

パートナーの行動が怪しく、スマホの中に浮気の証拠があるかもしれないと悩んでいませんか。

この記事では、ご自身でスマホを調査する前に知っておくべき法的リスクから、バレずに証拠を見つけるための具体的なチェック項目、そして証拠発見後の正しい対処法までを網羅的に解説します。

しかし、自分でスマホを調べる行為は関係悪化や法律違反のリスクを伴うため、決して安易に行うべきではありません。

本記事で正しい知識を身につけ、後悔のない選択をするための判断材料にしてください。

目次

スマホで浮気調査する前に知るべきリスクと注意点

パートナーの行動が怪しいと感じたとき、一番に確認したくなるのが常に持ち歩いているスマートフォンではないでしょうか。

スマホの中には、LINEやSNSのやり取り、写真、通話履歴など、浮気の証拠が詰まっている可能性があり、その誘惑に駆られる気持ちは十分に理解できます。

しかし、感情のままにパートナーのスマホを無断で見てしまう行為は、あなたが想像する以上に大きなリスクを伴います。

法的なトラブルに発展する可能性や、パートナーとの関係が修復不可能なレベルまで悪化する危険性もはらんでいるのです。

この章では、スマホで浮気調査を始める前に、必ず知っておくべき「法的なリスク」と「関係悪化のリスク」について詳しく解説します。

後悔しないためにも、まずは冷静にこれらのリスクを理解することから始めましょう。

自分でスマホを調査する法的なリスク

「夫婦なのだから、スマホを見るくらい許されるはず」と考えるのは非常に危険です。

たとえ夫婦や恋人同士であっても、個人のプライバシーは尊重されるべきものであり、他人のスマホを無断で見る行為は、法律に抵触する可能性があります。

ここでは、具体的にどのような法的リスクがあるのかを解説します。

プライバシーの侵害と不正アクセス禁止法

パートナーのスマホを無断で見る行為は、主に「プライバシーの侵害」と「不正アクセス禁止法違反」という2つの法律問題に抵触する恐れがあります。

まず、プライバシーの侵害についてです。

個人の私生活上の事柄をみだりに公開されない法的保障や権利は、たとえ家族間であっても保護されるべきものとされています。

スマホに保存されているメッセージのやり取り、写真、位置情報、検索履歴などは、まさにプライバシー情報の塊です。

これを本人の許可なく盗み見る行為は、民法上の不法行為であるプライバシー侵害にあたる可能性があります。

もしパートナーから訴えられた場合、損害賠償を請求されるケースも考えられます。

次に、より深刻なのが「不正アクセス禁止法」への抵触です。

この法律は、他人のIDやパスワードを無断で使用し、ネットワークを通じてコンピュータにアクセスすることを禁じています。

具体的には、以下のような行為が該当する可能性があります。

  • パートナーの誕生日などからパスコードを推測してロックを解除する
  • 寝ているパートナーの指を使って指紋認証や顔認証でロックを解除する
  • 肩越しにパスワードを盗み見て(ショルダーハッキング)、後で入力する
  • パートナーのIDとパスワードを使って、無断でiCloudやGoogleアカウントなどのクラウドサービスにログインする

これらの行為は「不正アクセス行為」と見なされ、刑事罰の対象となります。

不正アクセス禁止法に違反した場合、「3年以下の懲役または100万円以下の罰金」が科される可能性があり、単なる夫婦喧嘩では済まされない重大な犯罪行為となるのです。

「浮気の証拠を探すため」という目的があったとしても、これらの違法性が免除されることはありません。

無断で入手した証拠の有効性

では、仮に法的なリスクを冒して浮気の証拠を手に入れたとして、その証拠は離婚や慰謝料請求の裁判で有効なのでしょうか。

日本の民事裁判では、違法な手段で収集された証拠(違法収集証拠)であっても、一概に証拠能力が否定されるわけではありません。

多くの場合、証拠として採用される傾向にあります。

しかし、これは「どんな方法で入手した証拠でも認められる」という意味ではありません。

証拠の収集方法が著しく反社会的で、相手のプライバシーを極めて重大な形で侵害していると判断された場合、その証拠は採用されない可能性があります。

例えば、無断で監視アプリをインストールして長期間にわたり行動を監視していた場合などは、違法性が高いと判断されやすいでしょう。

さらに注意すべきは、たとえ証拠が裁判で採用されたとしても、証拠を入手するまでのあなたの違法行為が問題視される可能性がある点です。

相手の浮気(不貞行為)に対して慰謝料を請求する一方で、相手からはあなたのプライバシー侵害や不正アクセス行為に対して損害賠償を請求される(反訴される)リスクがあります。

その結果、あなたが受け取るはずだった慰謝料が減額されたり、場合によってはあなたが支払う損害賠償額の方が大きくなったりする可能性もゼロではありません。

リスクを冒して得た証拠が、結果的に自分を不利な立場に追い込むことになりかねないのです。

パートナーにバレた場合の関係悪化リスク

法的なリスク以上に、現実的で深刻なのがパートナーとの関係性が破綻するリスクです。

スマホを調査していることがバレてしまった場合、浮気の事実があったかどうかに関わらず、二人の関係に決定的な亀裂が入ることは避けられません。

まず、信頼関係が完全に崩壊します。

「やましいことがなければ見られても平気なはず」というのは、調査する側の理屈に過ぎません。

誰にでも、たとえパートナーであっても見られたくないプライベートな空間や秘密はあります。

スマホを盗み見るという行為は、「あなたのことを一切信用していません」という強烈なメッセージを相手に突きつけるのと同じです。

一度失われた信頼を取り戻すことは極めて困難であり、その後の生活が気まずく、疑心暗鬼に満ちたものになるでしょう。

もし、あなたの勘違いで浮気の事実がなかった場合、事態は最悪です。

あなたは、何の落ち度もないパートナーを疑い、プライバシーを侵害した加害者となります。

パートナーが受けた心の傷は深く、謝罪しても許してもらえず、関係修復が不可能になる可能性が非常に高いです。

逆に、もし浮気が事実だったとしても、調査がバレることで状況が悪化することがあります。

スマホを盗み見られたことに逆上したパートナーが、話し合いを拒絶したり、開き直ったりするケースは少なくありません。

「疑われたから、もう終わりだ」と、相手に離婚を決意させる口実を与えてしまうことにもなりかねないのです。

さらに、一度調査がバレてしまうと、パートナーは強い警戒心を抱きます。

その後は、証拠をこまめに削除したり、ロックをより複雑なものに変更したり、浮気相手との連絡用に別のスマホを用意したりと、証拠隠滅をより巧妙に行うようになるでしょう。

これにより、自分自身で証拠を見つけることは、ほぼ不可能になってしまいます。

このように、自分でスマホを調査する行為は、法的な問題だけでなく、二人の関係を決定的に破壊するリスクを伴う「諸刃の剣」であることを、行動を起こす前によく理解しておく必要があります。

【準備編】バレずにスマホの浮気調査を行うための事前準備

パートナーのスマホを調査するという行為は、強い疑いや不安からくる衝動的な行動に走りがちです。

しかし、何の準備もなしに感情のままスマホを手に取ってしまえば、調査がバレてしまったり、法的なリスクを負ったりする可能性が非常に高くなります。

浮気の証拠を掴むという目的を達成するためには、冷静かつ計画的な事前準備が何よりも重要です。

この章では、パートナーに気づかれることなく、安全かつ効率的にスマホの浮気調査を行うための具体的な準備について詳しく解説します。

リスクを最小限に抑え、確実な結果を得るための知識とテクニックを身につけましょう。

スマホのロックを解除する方法と注意点

スマホの浮気調査において、最初の、そして最大の関門が「ロックの解除」です。

無理やりパスワードを解析するなどの行為は不正アクセス禁止法に抵触する可能性があるため、絶対に行ってはいけません。

ここでは、比較的リスクの低い方法と、それに伴う注意点を解説します。

パスコードやパターンを推測する

最も基本的な方法が、パートナーが設定しそうなパスコードやパターンを推測することです。

多くの人は、自分にとって覚えやすい数字やパターンを設定する傾向があります。

以下のような情報から推測してみましょう。

  • パートナーや自分の誕生日(例:0815)
  • 子どもの誕生日
  • 結婚記念日や付き合った日
  • 車のナンバー
  • 自宅の郵便番号や番地
  • 電話番号の下4桁
  • 好きなスポーツ選手の背番号
  • 「1234」「0000」「1111」などの単純な数列

ただし、iPhoneの場合、パスコードを10回連続で間違えると「iPhoneは使用できません」と表示され、最悪の場合はデータが初期化されてしまう設定になっていることがあります。

Androidでも同様に、複数回失敗すると一定時間ロックされたり、Googleアカウントでの認証を求められたりします。

試す回数には細心の注意を払い、数回試してダメなら深追いしない勇気が必要です。

生体認証(指紋・顔)を利用する

近年のスマートフォンでは、指紋認証(Touch IDなど)や顔認証(Face IDなど)が主流です。

これらの生体認証は、特定の条件下で解除できる可能性があります。

指紋認証の場合

パートナーが深く眠っている間に、登録されていそうな指(親指や人差し指が一般的)をそっとホームボタンやセンサー部分に触れさせる方法です。

成功すれば一瞬でロックを解除できますが、少しでも起こしてしまうと計画がすべて台無しになります。

相手が寝返りをうたない、熟睡しているタイミングを見計らう必要があります。

顔認証の場合

こちらもパートナーが寝ている間に、スマホのインカメラを顔に向ける方法です。

しかし、iPhoneのFace IDをはじめとする多くの顔認証システムは、セキュリティを高めるために「画面を注視していること(目を開けていること)」を認証の条件としています(この設定はオフにもできますが、通常はオンになっています)。

そのため、寝顔での認証成功率は極めて低いと言えるでしょう。

無理にスマホを顔に向けようとすると、相手を起こしてしまうリスクが非常に高いため、推奨できる方法ではありません。

ロック解除の最大の注意点

どの方法を試すにせよ、ロック解除の試み自体がパートナーにバレた場合、浮気の事実があったかなかったかにかかわらず、信頼関係に致命的な亀裂が入ることを覚悟しなければなりません。

「自分を信用していないのか」と激しく責められ、関係が修復不可能になるケースも少なくありません。

少しでもリスクが高いと感じる場合は、無理に自力で解除しようとせず、次の章で解説する「短時間で効率的に調査する手順」を頭に入れた上で、パートナーがロックを解除した直後のスマホを借りるなど、別の機会を待つ方が賢明です。

短時間で効率的に調査する手順

パートナーがトイレやお風呂に入っている数分間など、調査に与えられた時間は非常に限られています。

その短時間で目的を達成するには、無計画にあちこち見るのではなく、事前に「どこを」「どの順番で」チェックするかを決めておくことが極めて重要です。

調査の優先順位を決めておく

時間が限られているからこそ、証拠が見つかる可能性が高い場所から順にチェックしていく必要があります。

おすすめの優先順位は以下の通りです。

  1. メッセージアプリ(LINE、各種SNSのDM)浮気のやり取りで最も使われる可能性が高い場所です。トーク履歴、非表示リスト、友だちリストに不審なアカウントがないか確認します。
  2. 通話履歴・連絡先見慣れない名前や番号との頻繁な発着信がないかチェックします。特に夜間や早朝の履歴は要注意です。
  3. 写真・動画フォルダツーショット写真や、食事、プレゼントなど、浮気の証拠となる画像が保存されている可能性があります。「最近削除した項目」や「非表示」アルバムも必ず確認しましょう。
  4. 位置情報(GPS)の履歴Googleマップの「タイムライン」やiPhoneの「利用頻度の高い場所」を確認し、ラブホテルや不審な場所への訪問履歴がないかチェックします。
  5. ブラウザの検索履歴浮気相手との密会場所やプレゼント、出会い系サイトなどを検索している可能性があります。

まずは最優先のメッセージアプリから確認し、時間があれば次の項目へ、というように、自分の中でタイムリミットを設けて行動しましょう。

キーワード検索で時間を短縮する

LINEなどのメッセージアプリには、トークルーム内やトークリスト全体を横断して検索できる機能があります。

すべてのやり取りに目を通す時間がない場合、この検索機能を活用することで効率が格段に上がります。

以下のようなキーワードで検索してみましょう。

  • 「好き」「会いたい」「愛してる」などの愛情表現
  • 「ホテル」「休憩」「泊まり」などの密会を匂わせる言葉
  • 「楽しかった」「次はいつ?」などの事後を連想させる言葉
  • 「バレ」「奥さん」「旦那」など、あなたの存在を意識した言葉
  • 二人だけのニックネームや隠語

これらのキーワードで検索し、ヒットしたやり取りを重点的に確認することで、短時間でも決定的な証拠を見つけられる可能性が高まります。

見るべきポイントを事前にリストアップする

調査を始める前に、冷静な頭で「何を確認したいか」を紙や別のスマホに書き出しておくことをお勧めします。

例えば、「特定の異性の名前」「特定の曜日や時間帯の行動」「怪しいと感じている場所の名前」などです。

いざ調査を始めると、焦りや緊張から本来確認すべきことを見落としてしまいがちです。

事前にチェックリストを作成しておくことで、限られた時間の中でも冷静かつ網羅的に調査を進めることができます。

調査の痕跡を残さないためのテクニック

浮気の証拠を見つけること以上に重要なのが、「調査した痕跡を一切残さない」ことです。

もしあなたがスマホをチェックしたことがバレてしまえば、パートナーは警戒し、証拠をすべて消去してしまうでしょう。

そうなると、二度と証拠を掴むチャンスは訪れないかもしれません。

調査を終える際は、以下の点を徹底してください。

開いたアプリは必ず終了させる

LINEや写真、通話履歴など、確認したアプリは必ずマルチタスク画面(アプリスイッチャー)から完全に終了させてください。

アプリを開いたままの状態にしておくと、次にパートナーがスマホを使った際に、あなたがどのアプリを見ていたかが一目瞭然でわかってしまいます。

iPhoneの場合は画面下部から上にスワイプして停止、表示されたアプリを上にスワイプして消去します。

Androidの場合は機種によって操作が異なりますが、ナビゲーションバーの四角いボタンなどをタップして同様に終了させます。

この作業は、調査の最後に必ず行う癖をつけましょう。

「既読」をつけない・通知を消さない

調査中に新しいメッセージが届くことがあります。

焦って通知をタップしてしまい、本来パートナーが読むべきメッセージに「既読」をつけてしまうのは最悪のケースです。

調査中は通知に触らないように細心の注意を払いましょう。

また、ロック画面に表示されている通知をスワイプして消してしまうのも不自然です。

調査の前後で、スマホの状態が完全に元通りになっているかを確認してください。

対策として、調査開始時に「機内モード」をオンにする方法があります。

これにより、調査中に新たな通知が届くのを防ぐことができます。

ただし、調査終了後に機内モードをオフにし忘れると、通信ができない状態が続くため、かえって不審に思われる原因になります。

必ず元に戻すことを忘れないでください。

元の場所・元の状態に完璧に戻す

スマホを手に取った場所、向き、充電ケーブルの刺さり具合など、物理的な状態を完璧に再現することが重要です。

人は無意識のうちに、いつも同じ場所に同じ向きで物を置く癖があります。

少しでも位置がずれていたり、裏返しになっていたりすると、敏感なパートナーは違和感を覚えるかもしれません。

また、調査のために画面の明るさや音量を変更した場合も、必ず元の設定に戻してください。

最後に、画面についた自分の指紋を柔らかい布などでそっと拭き取っておくと、より完璧です。

「神は細部に宿る」という言葉の通り、こうした細かな配慮が調査の成否を分けます。

【実践編】スマホの浮気調査でチェックすべき9つの場所

パートナーのスマホを調査する際、やみくもに操作しても時間ばかりが過ぎ、バレるリスクが高まるだけです。

ここでは、浮気の証拠が見つかりやすい9つの場所に絞って、具体的なチェック方法を解説します。

短時間で効率的に調査を進めるための手順としてご活用ください。

LINEやSNSのメッセージ

浮気のやり取りで最も頻繁に使われるのが、LINEをはじめとするメッセージアプリです。

日常的なコミュニケーションツールだからこそ、油断して証拠が残りやすい場所と言えます。

細部まで見逃さないようにチェックしましょう。

トーク履歴の確認とキーワード検索

まずはトーク履歴を直接確認します。

異性との親密なやり取りがないか、一つずつ見ていきましょう。

時間がない場合は、トーク履歴の検索機能を使うと効率的です。

「好き」「会いたい」「ホテル」「泊まり」「デート」などの直接的な言葉や、二人だけの隠語やニックネームなどで検索をかけると、怪しいやり取りを素早く見つけ出せる可能性があります。

非表示・友だち削除リストのチェック

トーク履歴に怪しいものが見つからなくても安心はできません。

パートナーが証拠を隠すために、特定の相手を「非表示」にしているケースは非常に多いです。

LINEの「設定」から「友だち」へ進み、「非表示リスト」を確認してください。

ここに浮気相手がいるかもしれません。

また、一度友だちから削除してトーク履歴ごと消去している可能性も考えられます。

トークルーム名や友だちの表示名偽装

浮気相手の表示名を、同性の友人や取引先のような名前に偽装していることもあります。

男性からのメッセージなのに女性名になっていたり、業務連絡とは思えないような親密な会話が交わされていたりする場合、名前が偽装されている可能性を疑いましょう。

トークルームのアイコン写真や、会話の内容と表示名に違和感がないかを確認することが重要です。

その他のSNSのダイレクトメッセージ(DM)

LINEだけでなく、InstagramやX(旧Twitter)、Facebookメッセンジャーなどのダイレクトメッセージ(DM)も浮気の温床になりがちです。

特に、普段パートナーがあまり使っていないように見えるSNSほど、警戒心が薄れて証拠が残りやすい傾向にあります。

各アプリのDMを確認し、知らないアカウントとの不自然なやり取りがないかチェックしましょう。

特定の相手とだけ頻繁に「いいね」やコメントを送り合っている場合も、関係性を疑うきっかけになります。

通話履歴と連絡先

メッセージだけでなく、直接声を聞くための通話も重要なチェックポイントです。

電話帳に登録された名前だけを信じ込まず、履歴と照らし合わせて確認しましょう。

発着信履歴の確認

スマートフォンの標準の電話アプリを開き、発着信の履歴を確認します。

深夜や早朝といった不自然な時間帯の通話や、特定の番号との長電話が頻繁に行われていないかチェックしてください。

「出張中」や「飲み会」と言っていた日時に、特定の相手と長時間通話している場合は注意が必要です。

LINE通話やその他のアプリ経由の通話履歴も忘れずに確認しましょう。

連絡先(電話帳)の登録名

浮気相手をそのままの名前で登録しているとは限りません。

前述の通り、同性の友人や仕事関係者を装って登録しているケースが非常に多いです。

通話履歴で怪しいと感じた番号が、連絡先でどのような名前で登録されているかを確認します。

「〇〇様」「株式会社〇〇」といったビジネスライクな登録名にもかかわらず、プライベートな時間帯に頻繁に連絡を取り合っている場合は疑わしいでしょう。

写真や動画のフォルダとゴミ箱

写真は、浮気の事実を視覚的に証明する強力な証拠となり得ます。

パートナーが油断して保存している写真や、消し忘れたデータが残っているかもしれません。

カメラロールやギャラリーの確認

まずは標準の写真アプリ(カメラロールやギャラリー)を確認します。

浮気相手とのツーショット写真、相手の単体の写真、見知らぬ場所で撮影された食事や景色の写真、プレゼントされた品物の写真などがないか探しましょう。

特に、ホテルの部屋や内装、旅行先の風景などは有力な証拠につながる可能性があります。

「非表示」アルバムと「最近削除した項目」

多くのスマホには、写真を隠すための「非表示」機能があります。

iPhoneであれば「写真」アプリのアルバムタブ内にある「非表示」フォルダ、Androidであれば機種によって名称は異なりますが同様の隠しフォルダを必ず確認してください。

また、証拠隠滅のために削除した写真が「最近削除した項目」や「ゴミ箱」に一時的に保管されていることもあります。

削除されてから一定期間(通常30日程度)は復元可能な状態で残っているため、ここは見逃せないポイントです。

スクリーンショットのフォルダ

スクリーンショット(スクショ)のフォルダも重要です。

浮気相手との親密なメッセージのやり取り、ホテルの予約確認画面、次に会う約束のメモなどを記念や備忘録として撮影している場合があります。

浮気の証拠そのものを、自ら画像として保存しているケースは少なくありません。

iCloudやGoogleフォトなどのクラウドサービス

スマホ本体からデータを削除しても、クラウド上にバックアップが残っていることがあります。

自動同期設定になっている場合、本人は消したつもりでも証拠がクラウドサーバーに保存され続けている可能性があるため、必ずチェックしましょう。

自動同期された写真や動画

iPhoneユーザーであればiCloud、AndroidユーザーであればGoogleフォトに、撮影した写真や動画が自動でバックアップされる設定になっていることが多いです。

ブラウザや専用アプリからこれらのクラウドサービスにログインし、スマホ本体の写真フォルダと同じように、怪しいデータが残っていないか確認します。

パートナーがスマホ上から削除したはずの浮気の証拠が、ここに眠っているかもしれません。

共有アルバムやパートナーとの共有機能

クラウドサービスには、特定の相手とアルバムを共有する機能があります。

iCloudの「共有アルバム」やGoogleフォトの「共有」タブを確認し、見知らぬ相手と写真や動画を共有していないかチェックしましょう。

浮気相手と二人だけの思い出の写真を、共有アルバムで管理している可能性があります。

Googleマップなどの位置情報(GPS)の履歴

GPSの位置情報履歴は、パートナーの行動を客観的に把握できる非常に強力な証拠となります。

「どこで」「いつ」「どのくらいの時間」過ごしていたかが一目瞭然です。

Googleマップのタイムライン(ロケーション履歴)

パートナーがGoogleアカウントにログインした状態でスマホを持ち歩いている場合、Googleマップの「タイムライン」機能(ロケーション履歴)にその日の行動履歴が自動的に記録されている可能性があります。

「会社に行った」「友人と会っていた」という日の行動履歴を確認し、ラブホテルやシティホテル、浮気相手の自宅周辺、不審な飲食店などに立ち寄った形跡がないかを確認します。

滞在時間も記録されているため、言い逃れのできない証拠となり得ます。

iPhoneの「利用頻度の高い場所」

iPhoneには、ユーザーがよく訪れる場所を自動的に学習し記録する「利用頻度の高い場所」という機能があります。

「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「位置情報サービス」→「システムサービス」→「利用頻度の高い場所」と進むと確認できます。

ここに、自宅や職場以外に頻繁に訪れている見知らぬ地名が表示されていれば、そこが浮気相手の家や密会の場所である可能性が考えられます。

ブラウザの検索履歴と閲覧履歴

パートナーが何に興味を持ち、何をしようとしているのか、その一端がブラウザの履歴に現れます。

浮気の計画や情報収集の痕跡が残っているかもしれません。

浮気に関連するキーワードの検索履歴

Google ChromeやSafariなどのブラウザアプリを開き、検索履歴を確認します。

「ラブホテル 〇〇(地名)」「デートスポット おすすめ」「女性 プレゼント 30代」といった直接的なキーワードのほか、「浮気 バレない方法」「GPS 追跡 アプリ」など、浮気の発覚を恐れているような検索ワードが見つかることもあります。

出会い系サイトやホテルの閲覧履歴

閲覧履歴には、パートナーが実際にアクセスしたウェブサイトの記録が残っています。

出会い系サイトやマッチングアプリの公式サイト、ラブホテルやシティホテルの予約サイト、浮気相手のブログやSNSのページなどにアクセスした形跡がないかチェックしましょう。

ブックマーク(お気に入り)にこれらのサイトが登録されている場合もあります。

マッチングアプリの利用形跡

近年、マッチングアプリが出会いのきっかけとなる不倫が増加しています。

アプリの利用は、浮気への積極的な意思を示す証拠となり得ます。

インストールされているアプリの確認

ホーム画面やアプリ一覧に、Pairs(ペアーズ)、Tinder(ティンダー)、Omiai、タップル、東カレデートといったマッチングアプリがインストールされていないか確認します。

アプリのアイコンをフォルダの奥深くに隠したり、別のアプリに見せかけるような偽装をしたりしている場合もあるため、注意深く探しましょう。

プロフィールとメッセージのやり取り

もしアプリが見つかったら、起動してプロフィールやメッセージの内容を確認します。

独身と偽っていたり、特定の相手と会う約束をしていたりするやり取りが見つかれば、それは明確な浮気の証拠です。

アプリ内での活動状況(最終ログイン時間など)も参考になります。

アンインストール済みのアプリの履歴

アプリをアンインストールしていても、App StoreやGoogle Playストアのアカウント履歴(購入済み・ライブラリなど)を確認すれば、過去にインストールしたアプリの一覧を見ることができます。

ここにマッチングアプリの履歴が残っていれば、過去に利用していた(あるいは現在も再インストールして利用している)可能性が疑われます。

ネットショッピングの購入履歴

Amazonや楽天市場などのオンラインショッピングサイトの購入履歴は、思わぬ浮気の証拠の宝庫です。

お金の流れから、パートナーの不審な行動が見えてくることがあります。

自分向けではないプレゼントの購入

購入履歴をチェックし、あなたや家族へのプレゼントではない、女性もののアクセサリーやバッグ、化粧品、下着などを購入した形跡がないか確認します。

また、ペアリングやペアウォッチといった品物も要注意です。

購入日や商品の内容が、言い訳と矛盾していないかを確認しましょう。

ホテルや交通機関の予約履歴

ショッピングサイトによっては、宿泊施設や交通機関の予約も可能です。

楽天トラベルやじゃらんなどの予約サイトの利用履歴も確認しましょう。

「出張」と言っていた日に、ビジネスホテルではなくリゾートホテルや旅館を2名で予約している、といった事実が判明することがあります。

届け先住所の確認

商品の届け先リストに、自宅や職場以外の見知らぬ住所が登録されていないか確認します。

それが浮気相手の自宅である可能性や、プレゼントを直接相手に送っている可能性があります。

カレンダーやメモアプリの記録

デジタルな備忘録として使われるカレンダーやメモアプリも、密会の約束や浮気の証拠が隠されていることがある場所です。

カレンダーアプリの不審な予定

標準のカレンダーアプリやGoogleカレンダーなどを確認し、怪しい予定が書き込まれていないかチェックします。

「〇〇(イニシャルやニックネーム)と会う」「デート」といった直接的な内容のほか、「飲み会」「出張」などと偽って浮気相手との時間を作っている可能性もあります。

特に、あなたに伝えている予定とカレンダーの予定が食い違っている場合は要注意です。

共有カレンダーの設定

カレンダーアプリには、特定の人と予定を共有する機能があります。

共有設定を確認し、見知らぬアカウントとカレンダーを共有していないかチェックしましょう。

浮気相手と密会のスケジュール調整に使っている可能性があります。

ロック機能付きメモアプリの内容

標準のメモアプリだけでなく、ロック機能が付いたサードパーティ製のメモアプリに、浮気に関する日記や気持ち、相手との約束事などを記録しているケースがあります。

パスワードで保護されたメモは、人に見られたくない重要な情報が書かれている可能性が高いため、もしロックを解除できるのであれば必ず中身を確認したい場所です。

スマホの浮気調査に使えるアプリの危険性

パートナーのスマホにアプリをインストールして浮気の証拠を押さえたい、と考える方もいるかもしれません。

確かに、遠隔操作で情報をリアルタイムに監視できるスパイアプリや監視アプリと呼ばれるものが存在します。

しかし、これらのアプリを利用した浮気調査は、法を犯す極めて危険な行為であり、百害あって一利なしと言っても過言ではありません。

手軽に見えるこの方法は、あなた自身が犯罪者となり、社会的信用や多額の賠償金を失うだけでなく、パートナーとの関係を修復不可能なまでに破壊するリスクをはらんでいます。

この章では、監視アプリの具体的な機能と、それに伴う深刻な法的リスク、そしてなぜその使用が発覚してしまうのかを詳しく解説します。

安易な考えで取り返しのつかない事態に陥る前に、その危険性を正しく理解してください。

監視アプリでできることと違法性

監視アプリやスパイアプリと呼ばれるものは、非常に強力な機能を持っています。

相手に気づかれずにスマホ内のほぼすべての情報を盗み見ることが可能になるため、浮気調査に使えるのではないかと考えてしまうかもしれません。

しかし、その機能の強力さゆえに、使用には重大な違法性が伴います。

具体的にどのようなことが可能で、それがどのような法律に触れるのかを解説します。

まず、監視アプリで可能になることの代表例は以下の通りです。

  • LINEや各種SNSの監視:送受信されたメッセージの内容、スタンプ、写真、通話履歴などをリアルタイムで閲覧できます。
  • GPSによる位置情報の追跡:相手が今どこにいるのか、どのようなルートで移動したのかを地図上で正確に把握できます。
  • 通話履歴の閲覧と通話内容の録音:誰と、いつ、どれくらいの時間通話したかという履歴だけでなく、通話内容そのものを録音して聞くことができます。
  • 遠隔での盗撮・盗聴:スマホのカメラやマイクを遠隔で起動させ、相手の周囲の状況を映像や音声で確認できます(アンビエントリスニング)。
  • キー入力の記録(キーロガー):相手がスマホで入力したすべての文字(ID、パスワード、メッセージなど)を記録し、把握することができます。

これらの機能は、一見すると浮気の決定的な証拠を掴むための究極のツールに見えるかもしれません。

しかし、相手の同意なくこれらのアプリをインストールし、情報を監視する行為は、複数の法律に抵触する犯罪行為です。

第一に、「不正指令電磁的記録に関する罪」、いわゆる「ウイルス作成罪・供用罪」に問われる可能性があります。

これは、正当な理由なく、人の意図に反する動作をさせるプログラム(この場合は監視アプリ)を他人のコンピューター(スマホ)に提供・保管する行為を罰する法律です。

これに違反した場合、「三年以下の懲役または五十万円以下の罰金」が科される可能性があります。

パートナーのスマホに無断で監視アプリをインストールする行為は、まさにこの「供用」に該当する可能性が極めて高いのです。

第二に、「不正アクセス行為の禁止等に関する法律(不正アクセス禁止法)」違反です。

監視アプリの中には、相手のIDやパスワードを盗み出し、それを利用してiCloudやGoogleアカウントなどのクラウドサービスに不正にログインして情報を閲覧するものがあります。

他人のID・パスワードを無断で使用してログインする行為は明確な不正アクセス行為であり、「三年以下の懲役または百万円以下の罰金」の対象となります。

第三に、民事上の「プライバシーの侵害」にあたります。

個人の私生活上の事実は法的に保護されており、それを本人の同意なく監視・公開することは不法行為となります。

たとえ夫婦や恋人関係であっても、個人のプライバシーは尊重されなければなりません。

監視アプリによる情報収集が発覚した場合、パートナーからプライバシー侵害を理由に損害賠償(慰謝料)を請求される可能性があります。

浮気の慰謝料を請求するつもりが、逆に自分が慰謝料を支払う立場になりかねないのです。

さらに、GPS機能で相手の行動を継続的に監視する行為は、「ストーカー行為等の規制等に関する法律(ストーカー規制法)」における「つきまとい等」とみなされる恐れもあります。

このように、監視アプリの使用は、あなた自身を犯罪者にしてしまう極めて危険な行為です。

たとえそれで浮気の証拠が得られたとしても、その証拠は違法な手段で収集されたものであるため、裁判で証拠能力が認められない可能性も高く、まさにハイリスク・ノーリターンな方法と言えるでしょう。

アプリのインストールがバレる原因

「バレなければ大丈夫」と安易に考えるのは非常に危険です。

監視アプリは巧妙に作られていますが、インストールされたスマホには必ず何らかの変化が生じます。

パートナーが少しでもスマホに詳しかったり、異変に気づいたりすれば、アプリの存在が発覚する可能性は非常に高いのです。

ここでは、監視アプリのインストールがバレてしまう具体的な原因を解説します。

まず最も顕著な兆候として、スマホの動作に現れる不自然な変化が挙げられます。

  • バッテリーの異常な消耗:監視アプリは、バックグラウンドで常に位置情報や通信内容を監視し、外部サーバーにデータを送信し続けます。そのため、スマホのバッテリー消費が普段より格段に早くなります。「最近、何もしていないのに充電の減りが早い」とパートナーが不審に思うきっかけになります。
  • データ通信量の不自然な増加:監視データはインターネット経由で送信されるため、Wi-Fi環境下にない場所ではモバイルデータ通信量を消費します。契約しているデータ容量を急に超過したり、通信会社のアプリで通信量を確認した際に、身に覚えのない大量のデータ消費があれば、怪しまれる原因となります。
  • 本体の発熱や動作の遅延:バックグラウンドで常にアプリが稼働している状態は、スマホのCPUに大きな負荷をかけます。その結果、本体が熱を持ちやすくなったり、アプリの起動や画面遷移が遅くなるなどのパフォーマンス低下が見られたりします。

次に、スマホの画面上や設定内に残る痕跡です。

  • 不審なアイコンや通知:多くの監視アプリはホーム画面にアイコンを表示しないように偽装しますが、完璧ではありません。OSのアップデートによって隠蔽機能が無効になったり、アプリ一覧の深い階層に紛れ込んでいたりすることがあります。また、AndroidやiOSのセキュリティ機能向上により、マイクやカメラ、位置情報が使用されている際には、画面上部にインジケーター(緑やオレンジの点)が表示されるようになりました。パートナーが意図しないタイミングでこのインジケーターが点灯すれば、盗撮や盗聴を疑われる決定的な証拠となります。
  • セキュリティソフトからの警告:スマホにセキュリティソフトがインストールされている場合、監視アプリをマルウェア(不正なソフトウェア)として検知し、警告を表示したり、自動的に削除したりすることがあります。この警告によって、アプリの存在が発覚します。

最後に、パートナー自身の行動やITリテラシーが発覚の引き金になることもあります。

  • 専門家への相談:「スマホの調子が悪い」と感じたパートナーが、携帯キャリアのショップや修理専門店に相談に訪れるケースです。専門家が診断すれば、不審なアプリの存在は簡単に見抜かれてしまいます。
  • 設定画面の確認:スマホに詳しい人であれば、「設定」アプリからバッテリー使用状況やデータ通信量の内訳を確認し、見慣れないアプリがリソースを消費していることに気づく可能性があります。
  • インストール時の痕跡:アプリをインストールするために、あなたのスマホで「監視アプリ」「スパイアプリ」などと検索した履歴が残っていませんか。また、パートナーのスマホのブラウザ履歴や、App Store、Google Playのダウンロード履歴に、あなたがアクセスした痕跡が残っているかもしれません。こうしたデジタル・フットプリントから足がつくことも十分に考えられます。

一度でも「監視されているかもしれない」という疑念を抱かれると、パートナーは徹底的に原因を調べようとするでしょう。

その結果、アプリの存在が発覚すれば、法的な問題に発展するだけでなく、浮気の事実があったとしても、あなたの行為がそれを上回る裏切りと見なされ、信頼関係は完全に崩壊します。

話し合いの余地すらなくなり、離婚や慰謝料請求において、あなたが圧倒的に不利な立場に立たされることになるのです。

スマホで浮気の証拠を見つけた後の対処法

パートナーのスマホから浮気の決定的な証拠を見つけてしまった瞬間、頭が真っ白になり、怒りや悲しみ、絶望感など、様々な感情が一度に押し寄せてくることでしょう。

しかし、ここで感情のままに行動してしまうと、あなたにとって不利な状況を招きかねません。

今後の関係をどうするにせよ、あなた自身が後悔しない未来を選ぶためには、この後の冷静な対処が極めて重要になります。

この章では、浮気の証拠を発見した後に取るべき具体的なステップを、順を追って詳しく解説します。

感情的にならずに証拠を保存する方法

証拠を見つけた直後にパートナーを問い詰めるのは、最も避けるべき行動です。

相手が逆上してスマホを破壊したり、目の前でデータをすべて消去したりする可能性があります。

そうなれば、せっかく見つけた証拠は二度と手に入らなくなってしまいます。

まずは深呼吸をして、冷静さを取り戻してください。

そして、将来あなたが慰謝料請求や離婚調停といった法的な手続きに進む可能性を考え、客観的な「不貞行為の証拠」として有効な形でデータを保存することに集中しましょう。

証拠能力を高める保存のポイント

証拠を保存する際は、単に画面を撮影するだけでなく、法的な場で「いつ」「誰が」「誰と」「何をしたか」を証明できる形で残すことが重要です。

以下のポイントを意識して、慎重に作業を進めてください。

  • スクリーンショットで会話全体を保存する
    LINEやSNSのメッセージは、スクリーンショットで撮影するのが基本です。その際、相手のアカウント名やプロフィール写真、メッセージの送受信日時がはっきりと写るように撮影してください。会話が長文にわたる場合は、やり取りの連続性がわかるように、少しずつ重ねながら複数枚撮影しましょう。特に、性行為を推測させる「泊まった」「ホテルに行った」「愛してる」といった直接的な言葉や、デートの約束などは重要な証拠となります。
  • 写真や動画はメタデータも意識する
    写真や動画フォルダに浮気相手とのツーショットなどが見つかった場合、その画像や動画自体を保存するのはもちろんですが、可能であれば撮影日時や場所が記録された「メタデータ(Exif情報)」も一緒に確認・保存できると証拠能力が高まります。ただし、他人のクラウドに不正にアクセスしてデータをダウンロードする行為は違法となる可能性があるため、基本的にはスマホの画面を自分のカメラで撮影する方法に留めておくのが安全です。
  • 画面を動画で撮影する
    メッセージのやり取りをスクロールしながら撮影したり、アプリの操作履歴を確認したりする様子は、静止画であるスクリーンショットよりも動画で撮影した方が、全体の流れが分かりやすく信憑性が増す場合があります。自分のスマホのカメラで、パートナーのスマホ画面を録画しましょう。
  • 証拠は複数の場所にバックアップする
    保存した証拠データは、万が一に備えて複数の場所に保管しておきましょう。例えば、自分のPCのパスワード付きフォルダ、外部USBメモリ、自分だけがアクセスできるクラウドストレージ(GoogleドライブやDropboxなど)に分けて保存しておくと安心です。家族共用のPCなど、他の人がアクセスできる場所に保存するのは絶対に避けてください。

パートナーと話し合うべきか

証拠を確保し、気持ちが少し落ち着いたら、次に「パートナーと話し合うかどうか」を決める必要があります。

この決断は、あなたがこの先、関係を修復したいのか、それとも離婚を望むのかによって大きく変わってきます。

話し合う前に目的を明確にする

話し合いを始める前に、まずは「自分はどうしたいのか」という目的を明確にしましょう。

  • 関係修復を望む場合なぜ浮気に至ったのか原因を究明し、相手に心から反省してもらい、二度と繰り返さないための具体的な約束を取り付けることが目的となります。
  • 離婚を考えている場合離婚に向けた条件(親権、養育費、財産分与、慰謝料など)を有利に進めるための情報を引き出すこと、あるいは相手に離婚の意思を認めさせることが目的になります。

目的が曖昧なまま話し合いを始めると、相手の言い分に流されたり、感情的な言い争いになったりして、望まない結果に終わってしまう可能性があります。

話し合いの切り出し方と進め方の注意点

話し合いを決意したら、その進め方にも細心の注意を払いましょう。

いきなり証拠を突きつけて「浮気したでしょ!」と問い詰めるのは得策ではありません。

相手は自己防衛のために嘘をついたり、逆ギレしたりする可能性が高いからです。

まずは「最近、帰りが遅いけど何かあった?」「なんだか疲れているように見えるけど、悩み事でもある?」など、相手を気遣う言葉から切り出し、相手が自ら話し出す状況を作るのが理想です。

そして、相手の言い分は途中で遮らずに、まずは最後まで聞く姿勢が重要です。

相手が嘘をついたり、言い逃れをしたりした時に、初めて切り札として「実はこれを知っているんだけど」と、準備した証拠の一部を提示します。

すべての証拠を一度に見せるのではなく、相手の反応を見ながら小出しにしていくことで、交渉の主導権を握りやすくなります。

また、話し合いの様子を相手に気づかれないように録音しておくことも、後のトラブル防止や法的な場で「言った、言わない」の水掛け論を避けるために有効です。

もし関係修復を目指すのであれば、浮気相手との関係を完全に断ち切ること、連絡先をすべて削除することなどを条件とし、それらを明記した誓約書を作成させるのも一つの方法です。

慰謝料請求や離婚は弁護士へ相談

もしパートナーとの話し合いで解決しない場合や、すでに離婚や慰謝料請求の意思が固まっている場合は、できるだけ早い段階で法律の専門家である弁護士に相談することをおすすめします。

自分一人で相手やその浮気相手と交渉することは、精神的に非常に大きな負担がかかりますし、法的な知識がなければ不利な条件で合意してしまうリスクもあります。

弁護士に相談するメリット

弁護士に依頼することで、以下のような多くのメリットが得られます。

  • 法的に有効な証拠か判断してもらえる自分で集めた証拠が、裁判で「不貞行為の証拠」としてどの程度の効力を持つのかを客観的に評価してもらえます。証拠が不十分な場合は、今後どのような証拠を追加で集めればよいか、具体的なアドバイスも受けられます。
  • 精神的な負担が軽減されるあなたの代理人として、相手方との交渉窓口になってもらえます。感情的になりがちな当事者同士の話し合いを避け、冷静かつ法的な根拠に基づいて交渉を進めてくれるため、精神的なストレスを大幅に減らすことができます。
  • 適正な慰謝料を請求できる浮気の慰謝料には、婚姻期間、浮気の期間や頻度、子供の有無など様々な要因によって変動する相場があります。弁護士に依頼すれば、あなたの状況に応じた適正な慰謝料額を算出し、相手方や浮気相手に対して法的な根拠を持って請求してくれます。
  • 複雑な手続きをすべて任せられる離婚協議書の作成、内容証明郵便の送付、離婚調停や裁判になった場合の書類作成や出廷など、複雑で時間のかかる法的手続きをすべて一任できます。

弁護士への相談準備と費用

弁護士に相談する際は、事前に準備をしておくとスムーズです。

保存した浮気の証拠、これまでの経緯を時系列でまとめたメモ、そして何を聞きたいのかをリストアップしておきましょう。

弁護士費用は、相談料、着手金、成功報酬などで構成されるのが一般的です。

近年は初回相談を無料で行っている法律事務所も多いため、まずは複数の事務所に相談し、信頼できる弁護士を見つけるとよいでしょう。

また、経済的な理由で弁護士への依頼が難しい場合は、国が設立した法的トラブルの相談窓口である「法テラス(日本司法支援センター)」を利用するという選択肢もあります。

収入などの条件を満たせば、無料の法律相談や弁護士費用の立て替え制度を利用できる場合があります。

いずれにせよ、一人で抱え込まず、専門家の力を借りることが、あなたにとって最善の解決への近道となります。

自分でスマホ調査が困難な場合は探偵への依頼も検討

ご自身でパートナーのスマホを調査することには、法的なリスクや精神的な負担が伴います。

また、スマホから得られる情報は断片的なものが多く、それだけでは裁判で不貞行為(肉体関係)を立証する決定的な証拠とはなりにくいのが現実です。

もし、自分で調査することに限界を感じたり、法的に有効な証拠を確実におさえたいと考えたりするならば、浮気調査のプロである探偵事務所への依頼も有効な選択肢となります。

探偵は専門的な知識と技術、機材を駆使して、対象者に気づかれることなく客観的な事実を突き止めることができます。

ここでは、探偵に調査を依頼するメリットや、信頼できる探偵事務所の選び方、費用の相場について詳しく解説します。

探偵に浮気調査を依頼するメリット

浮気調査を探偵に依頼することには、自分で調査する場合と比べて多くのメリットがあります。

精神的な安心感を得られるだけでなく、その後の慰謝料請求や離婚といった法的手続きを有利に進めるための強力な後ろ盾となります。

法的に有効な証拠を確保できる

探偵に依頼する最大のメリットは、裁判でも通用する「法的に有効な証拠」を収集できる点です。

慰謝料請求や離婚裁判で不貞行為を立証するためには、パートナーと浮気相手の間に肉体関係があったことを示す客観的な証拠が必要不可欠です。

例えば、ラブホテルへ二人で出入りする瞬間の鮮明な写真や動画、滞在時間などが記録された調査報告書は、極めて強力な証拠となります。

自分で撮影した写真やスマホのメッセージ履歴だけでは、言い逃れをされたり、証拠能力が低いと判断されたりする可能性がありますが、第三者であるプロが作成した報告書は高い客観性と信頼性を持ちます。

パートナーにバレるリスクが低い

素人が尾行や張り込みを行うと、相手に気づかれてしまい、警戒心を強めさせてしまうリスクが非常に高いです。

一度バレてしまうと、その後の調査は格段に難しくなり、証拠を押さえるチャンスを失うことにもなりかねません。

探偵は、専門的な訓練を受けた調査員が複数名のチームを組み、最新の調査機材(暗視カメラ、望遠レンズなど)を用いて、対象者に気づかれないよう細心の注意を払って調査を行います。

自分で危険を冒すことなく、安全かつ確実に調査を進められるのは大きな利点です。

精神的な負担から解放される

パートナーの浮気を疑いながら生活することは、精神的に非常に辛いものです。

自分でスマホを盗み見たり、行動を監視したりする行為は、罪悪感や恐怖心、不安を増大させ、心身ともに疲弊してしまいます。

調査をプロに一任することで、こうした精神的な負担から解放されます。

「真実を知りたいけれど、自分で確かめるのは怖い」という葛藤を抱えている方にとって、探偵は心強い味方となるでしょう。

客観的な事実が判明することで、気持ちの整理がつき、次のステップへ冷静に進むことができます。

浮気相手の身元を特定できる

浮気の事実が明らかになった後、浮気相手に対して慰謝料を請求したいと考える場合、相手の氏名や住所といった身元情報が必要になります。

スマホの情報だけでは、相手が誰なのか、どこに住んでいるのかまで特定するのは困難です。

探偵の調査では、尾行によって浮気相手の自宅や勤務先を割り出し、身元を特定することが可能です。

これにより、慰謝料請求などの法的手続きをスムーズに進めることができます。

客観的な事実に基づき冷静な判断ができる

浮気の証拠を目の当たりにすると、感情的になってしまい、冷静な判断ができなくなることがあります。

探偵が作成する調査報告書は、いつ、どこで、誰が、何をしていたかという事実が時系列で淡々と記録されています。

この客観的な事実に基づき、感情に流されることなく、今後の関係をどうするのか(関係を修復するのか、離婚するのか)、どのような対応を取るべきかを冷静に考えるための判断材料とすることができます。

信頼できる探偵事務所の選び方と費用

探偵事務所と一言でいっても、その質や料金は様々です。

残念ながら、中には高額な料金を請求する悪質な業者も存在するため、依頼する際は慎重に選ぶ必要があります。

ここでは、信頼できる探偵事務所を見極めるためのポイントと、費用の相場について解説します。

信頼できる探偵事務所を見極める7つのポイント

大切な個人情報を預け、決して安くはない費用を支払うのですから、安心して任せられる探偵事務所を選びましょう。

無料相談などを活用し、以下のポイントを必ずチェックしてください。

1. 公安委員会への届出があるか
日本で探偵業を営むには、必ず管轄の公安委員会に「探偵業開始届出書」を提出しなければなりません。

正規の探偵事務所であれば、事務所の見やすい場所に「探偵業届出証明書」を掲示しています。

また、公式ウェブサイトにも届出番号が記載されているはずです。

これが確認できない事務所は、法律を守っていない違法業者の可能性が高いため、絶対に契約してはいけません。

2. 明確な料金体系と詳細な見積もり
面談時に、料金体系について分かりやすく説明してくれるかを確認しましょう。

調査員の人数、時間、車両代、機材費、報告書作成費、その他経費など、何にいくらかかるのかを明確にした詳細な見積書を提示してくれる事務所が信頼できます。

「基本料金以外に追加料金は一切かからない」と明言しているか、追加料金が発生する可能性がある場合はどのようなケースなのかを事前にしっかり確認することが重要です。

3. 豊富な調査実績と専門性
浮気調査の実績が豊富であることは、高い調査能力を持っている証拠の一つです。

公式ウェブサイトで過去の調査事例や解決実績などを確認しましょう。

長年の実績がある大手事務所や、浮気調査を専門に扱っている事務所は、様々な状況に対応できるノウハウを蓄積している可能性が高いです。

4. 面談時の対応が丁寧で親身か
多くの探偵事務所では、契約前に無料相談やカウンセリングを行っています。

この時の担当者の対応は、事務所の質を見極める重要な判断材料です。

こちらの話を親身になって聞いてくれるか、不安な気持ちに寄り添ってくれるか、質問に対して誠実に答えてくれるかなどをチェックしましょう。

契約を急かしたり、不安を煽って高額なプランを強引に勧めたりするような事務所は避けるべきです。

5. 調査報告書の質が高いか
調査報告書は、裁判で証拠として提出する非常に重要なものです。

契約前に、報告書のサンプルを見せてもらいましょう。

写真や動画の画質は鮮明か、対象者の顔や車のナンバーがはっきりと写っているか、行動記録が分単位で詳細に記載されているかなどを確認してください。

質の低い報告書では、せっかく調査をしても証拠として認められない場合があります。

6. 守秘義務や個人情報の管理が徹底されているか
浮気調査は極めてプライベートな問題です。

調査内容や個人情報が外部に漏れることのないよう、守秘義務の遵守や情報管理体制が徹底されているかを確認しましょう。

プライバシーポリシーがウェブサイトに明記されているか、契約書に守秘義務に関する条項が含まれているかをチェックしてください。

7. 弁護士など専門家との連携があるか
調査によって証拠が確保できた後、離婚や慰謝料請求といった法的手続きに進むケースは少なくありません。

信頼できる弁護士と提携しており、必要に応じて紹介してくれる探偵事務所であれば、調査から解決までをスムーズに進めることができます。

調査後のアフターフォローが充実しているかも、良い探偵事務所を見極めるポイントです。

探偵の浮気調査にかかる費用の相場

探偵の調査費用は、調査の期間や時間、調査員の人数、難易度などによって大きく変動します。

料金プランは主に「時間料金制」「パック料金制」「成功報酬制」の3種類があります。

・時間料金制
調査員1名あたりの1時間の料金が設定されているプランです。

相場は調査員1名につき1時間8,000円~15,000円程度で、通常は2~3名体制で調査を行うため、1時間あたり16,000円~45,000円程度が目安となります。

浮気する日時がある程度特定できており、短時間で調査が完了しそうな場合に向いています。

・パック料金制
「20時間で〇〇円」というように、一定の調査時間をまとめて契約するプランです。

時間あたりの単価が割安に設定されていることが多く、長期間の調査が見込まれる場合にお得になります。

費用の相場は、20時間のパックで30万円~60万円、50時間のパックで60万円~100万円程度です。

多くの探偵事務所がこのプランを主流としています。

・成功報酬制
調査が成功した場合にのみ報酬が発生する、あるいは成功時に追加で報酬を支払うプランです。

一見すると依頼者にとってリスクが低いように思えますが、「何をもって成功とするか」の定義を契約前に明確にしておく必要があります。

例えば、「浮気の証拠が撮れた場合」を成功とするのか、「ラブホテルへの出入りが撮れた場合」を成功とするのかで、意味合いが大きく異なります。

また、着手金として一定の金額が事前に必要となるケースがほとんどです。

契約内容を十分に理解しないまま契約すると、トラブルの原因になるため注意が必要です。

最終的な総額はケースバイケースですが、一般的な浮気調査では30万円~100万円程度がボリュームゾーンと言われています。

決して安い金額ではないため、必ず複数の探偵事務所から見積もりを取り、料金とサービス内容を比較検討して、納得のいく事務所に依頼することが何よりも重要です。

 

まとめ

スマホでの浮気調査は、パートナーの不貞を確かめる手段となり得ますが、プライバシー侵害などの法的リスクや関係悪化の危険が伴います。

そのため、調査は本記事で解説した注意点を守り、慎重に行うことが不可欠です。

もし証拠を見つけた場合は、感情的にならず冷静に保存しましょう。

自分での調査に限界を感じたり、法的に有効な証拠を確実に得て慰謝料請求などを有利に進めたい場合は、探偵や弁護士といった専門家への相談が最も安全で確実な選択肢と言えるでしょう。