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60代 バツイチ 再婚

人生100年時代、60代でバツイチからの再婚を考え始めたものの、不安や疑問を抱えていませんか。

結論から言うと、60代の再婚は過去の経験を強みに変え、現実的な課題へ事前に対処することで十分に実現可能です。

この記事を読めば、60代の再婚におけるリアルな現状から、あなたに合ったパートナーとの具体的な出会い方、年金や介護、相続といった失敗しないための重要事項まで、すべてが分かります。

漠然とした不安を解消し、幸せなセカンドライフへの確かな一歩を踏み出すための具体的な方法を、成功事例とともに詳しく解説します。

目次

60代バツイチの再婚は珍しくない リアルな現状とデータ

「もう60代だし、バツイチだから再婚なんて無理だろう…」。もしあなたがそう感じているなら、その考えは少し早いかもしれません。

人生100年時代と言われる現代において、60代はまだまだ人生の現役世代です。

これからの長い人生を、心から信頼できるパートナーと共に歩みたいと願うのは、ごく自然な気持ちと言えるでしょう。

実際に、60代で離婚を経験し、その後素敵なパートナーと出会い、幸せなセカンドライフをスタートさせている方々は決して少なくありません。

まずは「60代の再婚は珍しいことではない」という事実を知ることから始めましょう。

この章では、公的なデータや調査結果をもとに、60代バツイチの再婚におけるリアルな現状を詳しく解説していきます。

客観的な事実を知ることで、漠然とした不安が解消され、前向きな一歩を踏み出す勇気が湧いてくるはずです。

マリッシュマリッシュ

60代の婚姻率と再婚の実態

「本当に60代で結婚する人なんているの?」という疑問にお答えするために、まずは具体的なデータを見ていきましょう。

厚生労働省が発表している人口動態統計によれば、60代の婚姻件数は決してゼロではありません。

特に、婚姻件数全体に占める再婚者の割合は年々増加傾向にあり、晩婚化や熟年離婚の増加といった社会背景も相まって、シニア世代の再婚は特別なことではなくなっています。

例えば、夫が60~64歳の婚姻件数は年間で約1万件、65歳以上でも約5千件にのぼります。

妻が60~64歳の場合でも年間約5千件、65歳以上でも約2千件の婚姻が成立しているのです。

これらの婚姻のうち、夫婦ともに再婚、もしくはいずれかが再婚であるケースが非常に高い割合を占めているのが特徴です。

これは、一度結婚を経験した世代が、再びパートナーシップを求めていることの明確な証拠と言えるでしょう。

また、平均再婚年齢も年々上昇しており、60代での再婚は決してイレギュラーな選択ではないことがデータからも裏付けられています。

かつては「離婚=人生の失敗」といったネガティブなイメージがありましたが、今では「新たな人生の再スタート」と捉える方が増えています。

特に60代は、子育てが一段落し、仕事も定年を迎えるなど、ライフステージが大きく変わる時期です。

自分のための時間を自由に使えるようになったからこそ、「残りの人生を共に楽しめるパートナーが欲しい」と考える方が増えるのは、ごく自然な流れなのです。

バツイチだからこそ得られる再婚のメリット

「バツイチ」という経歴を、再婚におけるハンディキャップだと感じていませんか。

しかし、見方を変えれば、離婚という大きな経験は、次のパートナーシップをより豊かで成熟したものにするための貴重な財産となり得ます。

ここでは、バツイチだからこそ得られる再婚のメリットについて考えてみましょう。

まず最大のメリットは、一度目の結婚生活で得た「経験値」です。

結婚は、理想だけでは成り立たない共同生活の連続です。

金銭感覚の違い、家事の分担、親族との付き合い方など、様々な局面で相手との価値観のすり合わせが必要になります。

離婚を経験した方は、どのようなことで諍いが起きやすいのか、どのような時に相手を傷つけてしまうのかを身をもって知っています。

この経験があるからこそ、次のパートナーには過度な期待をせず、現実的な視点で相手を見つめ、思いやりを持った関係を築きやすいのです。

次に、「自己理解が深まっている」という点も大きな強みです。

離婚という辛い経験と向き合う過程で、「自分にとって本当に大切なものは何か」「どのような人生を送りたいのか」「パートナーに何を求めるのか」を深く考えたはずです。

若い頃の恋愛のように、勢いや情熱だけで相手を選ぶのではなく、自分の人生観や価値観という確固たる軸を持ってパートナー選びができます。

これにより、ミスマッチが起こりにくく、長期的に安定した関係を築ける可能性が高まります。

さらに、精神的な成熟もメリットの一つです。

困難を乗り越えた経験は、人を強く、そして優しくします。

相手の小さな欠点に目くじらを立てることなく、寛容な心で受け入れることができるでしょう。

特に、同じように離婚経験のあるお相手であれば、お互いの痛みや苦労を深く理解し、言葉にしなくても通じ合える強い絆で結ばれることも少なくありません。

経済的・精神的に自立している方が多いのも60代バツイチの特徴です。

相手に依存するのではなく、お互いが自立した個人として尊重し合い、対等なパートナーシップを築けることも、熟年再婚ならではの魅力と言えるでしょう。

再婚に対する60代男女の意識調査

では、実際に60代の男女は、再婚相手に対してどのようなことを求めているのでしょうか。

いくつかの結婚相談所や調査機関が発表しているアンケート結果を見ると、男女間での意識の違いが浮かび上がってきます。

男性が再婚相手に求める条件としては、「人柄の良さ」「価値観が合うこと」に次いで、「健康であること」「家事能力」「癒やしを与えてくれる存在」などが上位に挙げられる傾向があります。

これは、定年後の生活において、日々の暮らしを共に作り上げ、心身ともに支え合えるパートナーを求めていることの表れでしょう。

孤独感の解消や、健康面での不安を分かち合いたいという気持ちも大きいようです。

一方、女性が再婚相手に求める条件は、少し異なります。

もちろん「人柄の良さ」「価値観が合うこと」は共通して重要視されますが、それに加えて「会話が楽しいこと」「共通の趣味があること」「尊敬できること」といった、精神的なつながりを重視する傾向が強く見られます。

多くの女性は、経済的にはある程度自立しており、男性に経済力を求めるよりも、一緒に旅行に行ったり、美味しいものを食べたり、豊かな時間を共有できる対等なパートナーを求めています。

また、お互いのプライバシーや一人の時間を尊重し合える、風通しの良い関係を望む声も多く聞かれます。

興味深いのは、「相手の離婚経験を気にするか」という問いに対して、男女ともに「気にしない」「むしろ経験者の方が良い」と回答する割合が非常に高いことです。

特に同世代においては、離婚経験はもはやハンディキャップではなく、人生経験の豊かさとしてポジティブに捉えられることが多くなっています。

これらの意識調査の結果からわかるのは、60代の再婚は、若者のように「家」や「世間体」に縛られるのではなく、あくまで「個人」と「個人」の結びつきとして、お互いの人生をより豊かにするための選択であるということです。

あなたがバツイチであることは、これからの出会いにおいて、決してマイナスにはなりません。

むしろ、その経験こそが、あなたをより魅力的な人物に見せ、深く理解し合えるパートナーとの出会いを引き寄せる力になるのです。

再婚を考える前に 60代バツイチが向き合うべき現実

60代からの再婚は、人生をより豊かに彩る素晴らしい選択肢の一つです。

しかし、若い頃の結婚とは異なる現実的な課題や注意点が存在することも事実です。

幸せなセカンドライフを実現するためには、まずご自身の状況と気持ちを冷静に見つめ、向き合うべき現実に目を向けることが不可欠です。

この章では、再婚という大きな一歩を踏み出す前に、じっくりと考えておきたい大切なポイントを解説します。

夢や希望を抱きつつも、地に足のついた準備を進めていきましょう。

メリットだけじゃない デメリットと注意点

バラ色の未来だけを想像して進むのは危険です。

60代の再婚には、これまでの人生経験があるからこそのメリットがある一方で、特有のデメリットやリスクも伴います。

両側面をしっかりと理解し、対策を考えることが後悔しないための第一歩です。

経済的なデメリットとリスク

まず直面するのがお金の問題です。

お互いがある程度の資産や年金を築いているからこそ、慎重な話し合いが必要になります。

  • 相続問題の複雑化
    再婚相手には法定相続人としての権利が発生します。これにより、ご自身の子供たちが受け取るはずだった遺産が変動する可能性があります。また、相手の連れ子とご自身の子供との間で、将来的に相続トラブルに発展するケースも少なくありません。遺言書の作成や生前贈与など、専門家を交えた事前の対策が極めて重要になります。
  • 年金の変動
    特に女性の場合、亡くなった元夫の遺族厚生年金を受給しているケースがあります。再婚(事実婚を含む)すると、この遺族年金の受給資格を失うことになります。再婚後の世帯収入が、結果的に減少してしまう可能性も考慮し、ご自身の年金受給状況を正確に把握しておく必要があります。
  • 相手の負債
    お相手に借金やローン、保証人としての義務などが残っている可能性もゼロではありません。結婚前に信用情報を確認することは難しいですが、金銭感覚やお金に関する会話を通じて、相手の経済状況をそれとなく把握しておくことが大切です。

家族関係のデメリットと注意点

お互いに成人した子供や孫がいる場合、家族関係はより複雑になります。

  • 子供や孫からの反対
    「親の財産が減るのではないか」「知らない人と親族になりたくない」「今更なぜ」といった理由で、子供たちから再婚を反対されることがあります。特に、親の介護を考えている子供にとっては、再婚相手の存在が将来設計を大きく変える要因となり、不安や戸惑いを感じることもあります。
  • 親族付き合いの負担
    新しい親戚付き合いが一から始まります。冠婚葬祭や季節の挨拶など、これまでにはなかった人間関係の構築が精神的な負担になる可能性も考慮しておきましょう。

生活・健康面のデメリットと注意点

長年一人で築き上げてきたライフスタイルを変えることには、想像以上のエネルギーが必要です。

  • 生活習慣や価値観の相違
    60年近くかけて形成された生活リズム、食の好み、衛生観念、金銭感覚などは、簡単には変えられません。ささいな違いが、日々のストレスとして積み重なっていく可能性があります。
  • 将来の介護問題
    60代の再婚で最も現実的な課題となるのが「介護」です。パートナーが先に病気になったり、介護が必要になったりした場合、自分が介護の担い手となる可能性があります。その覚悟があるか、もしもの時にどうするのかを具体的に話し合っておくことは、お互いへの誠意とも言えます。
  • 「前のパートナー」との比較
    無意識のうちに、亡くなった、あるいは離婚した前の配偶者と新しいパートナーを比較してしまうことがあります。これは相手を深く傷つけ、信頼関係を損なう原因となるため、常に意識して避けるべきです。

自分の気持ちを整理する 再婚に求めるものとは

再婚を成功させるためには、まず「自分はなぜ再婚したいのか」「新しいパートナーとどんな人生を送りたいのか」を深く掘り下げ、自分自身の心と向き合う時間を持つことが非常に重要です。

他人の意見や世間体に流されるのではなく、ご自身の本心を見つめ直してみましょう。

なぜ「再婚したい」のか動機を明確にする

あなたが再婚を考えるようになった根本的な理由は何でしょうか。

正直な気持ちを紙に書き出してみるのも良い方法です。

  • 孤独感や寂しさから解放されたい
    一人での食事や、誰とも話さない休日に寂しさを感じていませんか。日常の些細な出来事を共有できる相手がいることの温かさを求めているのかもしれません。
  • 経済的な安定や安心感が欲しい
    一人で老後を過ごすことへの経済的な不安はありませんか。二人で支え合うことで、経済的な基盤を安定させたいという気持ちも、現実的な動機の一つです。
  • 人生を共に楽しむパートナーが欲しい
    趣味や旅行、美味しい食事など、残りの人生を分かち合い、共に楽しむ仲間が欲しいという気持ちは、セカンドライフを豊かにする上で非常に前向きな動機です。
  • 誰かを支え、誰かに支えられたい
    誰かの役に立ちたい、必要とされたいという気持ちや、いざという時に頼れる存在がそばにいてほしいという気持ちも、人間として自然な感情です。

動機に優劣はありません。

しかし、「寂しいから誰でもいい」といった焦りからくる動機は、後悔につながりやすい傾向があります。

ご自身の本当の望みを理解することが、幸せなパートナーシップへの第一歩です。

過去の結婚から何を学ぶか

バツイチであることは、決してマイナスではありません。

それは、結婚生活という貴重な経験をした証です。

次のステップに進むために、過去の結婚を客観的に振り返ってみましょう。

  • 前の結婚生活で「幸せだったこと」「良かったこと」は何でしたか。
  • 逆に「辛かったこと」「うまくいかなかったこと」は何でしたか。
  • 離婚や死別という経験を通じて、自分の中で変化した価値観はありますか。
  • もし同じ過ちを繰り返さないようにするとしたら、次はどんなことに気をつけたいですか。

過去を冷静に分析することで、次のパートナーシップで本当に大切にしたいことが見えてくるはずです。

これは、同じ失敗を繰り返さないための、あなただけの貴重な羅針盤となります。

パートナーに求める条件の優先順位をつけよう

自分の気持ちが整理できたら、次はお相手に求める条件を具体的に考えていきます。

ただし、60代の再婚では、若い頃のように理想ばかりを追い求めるのは現実的ではありません。

「完璧な人」は存在しないという前提に立ち、自分にとって何が最も重要なのか、優先順位を明確にすることが成功の鍵です。

条件を「絶対に譲れないこと」「できれば叶えたいこと」「妥協できること」に分類する

まずは思いつくままに、パートナーに求める条件を書き出してみましょう。

そして、それを以下の3つに分類整理します。

1. 絶対に譲れない条件(Must)
これだけは妥協できない、という最低限の条件です。

この軸がブレると、一緒に生活することが困難になります。

  • 例:金銭感覚が常識的であること、心身ともに健康であること、子供や孫の存在を理解してくれること、暴力や暴言をしないこと、宗教観や政治観が極端でないこと、喫煙しないこと など

2. できれば叶えたい条件(Want)
必須ではないけれど、満たされているとより幸せを感じられる条件です。

  • 例:共通の趣味があること、食の好みが合うこと、会話が弾むこと、年収が自分と同じくらいあること、住んでいる地域が近いこと、ユーモアのセンスがあること など

3. 妥協できる条件(Can)
自分にとっては、それほど重要ではない条件です。

人によっては絶対に譲れない条件でも、自分は気にしない、という項目がここに入ります。

  • 例:年齢差、身長や容姿、学歴、婚姻歴(死別か離婚か)、家事のスキル、車の運転の可否 など

なぜその優先順位なのかを考える

条件を分類したら、「なぜ自分はこれを絶対に譲れないのだろう?」「なぜこれは妥協できるのだろう?」と、一つひとつ自問自答してみてください。

例えば、「健康」を絶対に譲れない条件にしたのは、「穏やかな老後を送りたいから」なのか、それとも「介護をする覚悟がまだないから」なのか。

理由を深掘りすることで、自分が本当に望んでいる関係性や生活スタイルがより鮮明になります。

60代からのパートナー探しは、お互いの「違い」を受け入れ、許容し合うことが基本です。

自分にとっての「譲れない軸」をしっかりと持つ一方で、それ以外の部分では柔軟に考える姿勢が、素敵な出会いを引き寄せるでしょう。

60代の再婚相手と出会うための具体的な方法5選

人生100年時代と言われる今、60代からのセカンドライフを共に歩むパートナー探しは、決して特別なことではありません。

しかし、若い頃と同じように待っているだけでは、素敵な出会いは訪れにくいのも事実です。

ここでは、60代のバツイチの方が、ご自身のライフスタイルや性格に合わせて、無理なく始められる出会いの方法を5つご紹介します。

それぞれのメリット・デメリットを理解し、自分に合った方法を見つけることが、幸せな再婚への第一歩です。

信頼できる結婚相談所で探す

「本気で再婚を考えている」「安心できる相手と出会いたい」という方に最もおすすめなのが、結婚相談所です。

結婚相談所は、独身証明書や収入証明書などの提出が義務付けられているため、身元が確かで結婚への真剣度が高い方ばかりが集まっています。

特に60代の婚活では、若い世代とは異なる悩みや不安がつきものです。

経験豊富なカウンセラー(仲人)が、客観的な視点からあなたに合うお相手を紹介してくれたり、お見合いのセッティング、交際中の悩み相談まで、成婚に至るまでを二人三脚でサポートしてくれます。

費用はかかりますが、それに見合うだけの安心感と質の高い出会いが期待できるのが最大のメリットです。

自分一人で婚活を進めるのが不安な方や、効率的にパートナーを探したい方にとって、心強い味方となるでしょう。

シニア向けプランのある結婚相談所の選び方

結婚相談所と一言でいっても、その特徴は様々です。

自分に合った相談所を選ぶために、以下のポイントをチェックしましょう。

まず最も重要なのが、「60代の会員がどのくらい在籍しているか」そして「同年代の成婚実績が豊富か」という点です。

公式サイトで実績を確認したり、無料相談の際に正直に質問してみましょう。

次に、料金体系の確認です。

入会金、月会費、お見合い料、成婚料など、トータルでどのくらいの費用がかかるのかを事前に把握することが大切です。

相談所によっては、シニア向けに初期費用や月会費を抑えたプランを用意しているところもありますので、複数の相談所を比較検討することをおすすめします。

また、カウンセラーとの相性も非常に重要です。

あなたの価値観や再婚に対する想いをしっかりと理解し、親身になってくれるカウンセラーでなければ、満足のいくサポートは受けられません。

無料カウンセリングなどを利用して、実際にカウンセラーと話し、信頼できる人物かどうかを見極めましょう。

相談所には、全国に支店を持つ「オーネット」や「ツヴァイ」のような大手と、特定の地域に根差した地域密着型があります。

会員数の多さを重視するなら大手、地元の情報に強くきめ細やかなサポートを期待するなら地域密着型というように、ご自身の希望に合わせて選ぶと良いでしょう。

日本結婚相談所連盟(IBJ)のような連盟に加盟している相談所であれば、所属する相談所の垣根を越えて多くの会員の中からお相手を探すことも可能です。

趣味や習い事で自然な出会いを

「婚活と意気込むのは少し気後れする」「自然な形で気の合う人と出会いたい」という方には、趣味や習い事の場がおすすめです。

ゴルフやテニス、ウォーキング、登山といったスポーツ系のサークルや、料理教室、陶芸、絵画、コーラス、社交ダンスなどの文化系の習い事は、60代の方が多く集まる絶好の出会いの場となります。

共通の趣味があるため会話のきっかけが掴みやすく、活動を共にする中で相手の自然な人柄や価値観に触れることができるのが大きなメリットです。

再婚という目的を前面に出さずに、まずは友人として関係を築けるため、精神的なプレッシャーも少ないでしょう。

また、趣味や習い事自体がセカンドライフを豊かにし、心身の健康維持にも繋がります。

ただし、出会いの場にいるすべての人が独身で、かつパートナーを探しているとは限りません。

恋愛関係に発展するまでには時間がかかる可能性もあります。

焦らず、まずは自分自身がその場を楽しむことを第一に考えましょう。

地域の公民館やカルチャーセンターの講座、社会人サークルなどを探してみるのがおすすめです。

友人や知人からの紹介

昔ながらの方法ですが、信頼性の高さでは随一なのが、友人や知人からの紹介です。

あなたの性格やこれまでの人生をよく知る友人が、「あなたに合いそう」と考えて紹介してくれるお相手ですから、価値観や雰囲気が近い可能性が高いでしょう。

何より、紹介者の顔が立つため、相手の身元や人柄について大きな安心感があります。

初対面でも共通の知人がいることで話が弾みやすく、和やかな雰囲気で会うことができます。

この方法で出会いを求めるなら、日頃から親しい友人や信頼できる知人に「もし誰か良い人がいたら紹介してほしい」と、再婚の意思があることを伝えておくことが大切です。

その際、どんなパートナーを望んでいるのか、理想のライフスタイルなどを具体的に話しておくと、ミスマッチが少なくなります。

ただし、紹介されたお相手が自分のタイプではなかった場合に断りにくい、という気まずさがデメリットとして挙げられます。

また、うまくいかなかった場合に紹介者との関係に影響が出る可能性もゼロではありません。

紹介はあくまでご縁なので、過度に期待しすぎず、まずは会ってみるという柔軟な姿勢で臨むことが大切です。

婚活パーティーやイベントに参加する

一度にたくさんの異性と出会い、効率的にパートナー候補を探したいという方には、婚活パーティーやイベントが向いています。

最近では、「60代限定」「バツイチ・再婚理解者編」「趣味コン(ゴルフ、旅行など)」といったように、参加者の年齢や状況、趣味などを限定した企画が数多く開催されています。

自分と同じ境遇の人や、共通の話題で盛り上がれる人が集まるパーティーを選べば、カップル成立の可能性も高まります。

結婚相談所に比べて参加費用が安く、1回数千円程度から参加できるため、気軽にお試しやすいのも魅力です。

当日は、プロフィールカードを交換しながら1対1で全員と数分ずつ話し、最後に気になる相手を指名するという流れが一般的です。

短い時間で自分をアピールし、相手を見極める必要がありますが、直接会って話すことで、相手の雰囲気や話し方、表情などを直に感じることができます。

「PARTY☆PARTY」や「シャンクレール」、「エクシオ」などの大手企業が主催するパーティーは、運営がしっかりしており、初めての方でも安心して参加できるでしょう。

参加する際は、清潔感のある服装を心がけ、プロフィールカードは丁寧に記入することが第一印象を良くするコツです。

相手の話に笑顔で耳を傾け、聞き上手になることを意識すると、好感を持たれやすくなります。

60代向けのマッチングアプリを活用する

「スマートフォンやパソコンの操作に抵抗がない」「自分のペースで、自宅からお相手を探したい」という方には、マッチングアプリという選択肢も有力です。

かつては若者中心のサービスでしたが、近年は利用者の年齢層が広がり、60代以上の会員も急増しています。

マッチングアプリの最大のメリットは、時間や場所を選ばずに、膨大な数の会員の中から自分の希望条件に合うお相手を探せることです。

結婚相談所や婚活パーティーに参加するために外出する必要がなく、仕事や趣味の合間に手軽に婚活を進められます。

費用も、女性は無料、男性は月額数千円程度で利用できるものが多く、コストを抑えたい方にもおすすめです。

60代の利用者が多いアプリとしては、再婚活を応援する機能が充実している「marrish(マリッシュ)」や、真剣な婚活を目的とした老舗の「youbride(ユーブライド)」などが挙げられます。

これらのアプリは、年齢確認や本人確認が必須となっており、24時間体制でパトロールが行われるなど、安全対策にも力を入れています。

ただし、手軽な反面、中には業者や既婚者、遊び目的の人が紛れ込んでいる可能性もゼロではありません。

安全に利用するためには、すぐにLINEなどの個人情報を交換しない、会う前にビデオ通話で話してみる、最初のデートは昼間の人目のある場所にする、といった自己防衛の意識が不可欠です。

また、プロフィール写真と自己紹介文はあなたの第一印象を決める重要な要素です。

誠実さと人柄が伝わるように、丁寧に作成することを心がけましょう。

失敗しないために 60代の再婚で事前に話し合うべき重要事項

60代からの再婚は、若い頃の結婚とは異なり、お互いが築き上げてきた人生や価値観を尊重し合うことが成功の鍵となります。

恋愛感情だけで進めてしまうと、後から「こんなはずではなかった」という事態に陥りかねません。

幸せなセカンドライフを共に歩むためには、ロマンチックな気持ちと同じくらい、現実的な問題について事前にしっかりと話し合う時間が必要です。

ここでは、再婚後に後悔しないために、パートナーと必ず確認しておくべき重要な事項を5つに分けて詳しく解説します。

少し話しにくいテーマかもしれませんが、お互いの未来のために、勇気を出して向き合ってみましょう。

お金の問題 年金や貯蓄、相続について

生活の基盤となるお金の問題は、最も重要でデリケートなテーマです。

しかし、ここを曖昧にしたまま再婚すると、将来的なトラブルの最大の原因になり得ます。

お互いの状況をオープンに話し合い、透明性のある関係を築くことが信頼の第一歩です。

年金収入と生活費の管理方法

まず、お互いの年金受給額(国民年金、厚生年金、共済年金など)を正直に伝え合いましょう。

特に、前の配偶者と死別した方が遺族年金を受給している場合、再婚(事実婚を含む)すると受給資格を失う可能性があります。

これは生活設計に大きく影響するため、必ず確認が必要です。

その上で、再婚後の生活費をどのように管理・分担するかを具体的に決めます。

例えば、共通の生活費口座を作って毎月決まった額を入れ合う方法、食費や光熱費などの項目ごとに分担する方法、収入に応じて負担割合を決める方法など、お二人に合ったやり方を見つけましょう。

現役で働いている場合は、その収入も考慮に入れた家計のシミュレーションをしておくと安心です。

貯蓄・資産と負債の共有

現在の貯蓄額や、不動産、株式といった資産状況についてもお互いに共有しておくことが望ましいです。

同時に、住宅ローンやカードローンなどの負債(借金)がある場合も、隠さずに打ち明ける誠実さが求められます。

資産も負債も、二人の新しい生活のスタートラインに関わる大切な情報です。

すべてを正直に話すことで、将来のリスクを二人で共有し、対策を考えることができます。

相続と遺言の意思確認

60代の再婚では、それぞれに成人した子供がいるケースがほとんどです。

そのため、相続は非常に重要な問題となります。

法律上、再婚相手は法定相続人となり、配偶者としての相続権を持ちます。

自分の財産を誰に、どのくらい遺したいのか、お互いの意思を明確に伝え合いましょう。

「自分の財産は自分の子供に遺したい」という希望がある場合は、その意思を尊重し合うことが大切です。

子供たちの権利を守り、相続トラブルを未然に防ぐためにも、遺言書(特に法的な効力が強く、手続きがスムーズな「公正証書遺言」)を作成しておくことを強くお勧めします。

弁護士や司法書士などの専門家に相談するのも良いでしょう。

子供や孫との関係性

再婚は当人同士だけの問題ではありません。

これまで大切に育んできた子供や孫との関係にも大きな影響を与えます。

新しい家族の形を円満に築くためには、家族全員の気持ちに配慮することが不可欠です。

子供たちへの報告と理解を得るプロセス

再婚の意思が固まったら、どのタイミングで、どのように子供たちに伝えるかを二人で相談しましょう。

事後報告ではなく、事前に相談という形で話すことで、子供たちも「尊重されている」と感じることができます。

再婚に賛成してくれるとは限りません。

寂しさや、亡くなった親への思い、財産相続への不安などから、反対される可能性も十分にあります。

その場合は、焦らずに時間をかけて、なぜ再婚したいのか、今後の生活をどう考えているのかを誠実に伝え、理解を求めていく姿勢が大切です。

新しい家族との距離感

再婚後、お互いの子供や孫とどのような関係を築いていきたいか、理想の距離感について話し合いましょう。

新しい「お父さん」「お母さん」になろうと気負う必要はありません。

特に子供たちが成人している場合は、「親のパートナー」「人生の先輩」として、付かず離れずの良い関係を目指すのが現実的です。

お盆や正月、誕生日といった家族行事への参加や、孫へのお祝いなど、具体的な付き合い方についてもルールを決めておくと、後々の気まずさを避けられます。

相手の家族との関わり方に過度な期待をせず、お互いのペースを尊重することが長続きの秘訣です。

健康状態と将来の介護について

60代になると、誰しも健康への不安が大きくなってきます。

これからの人生を支え合っていくパートナーとして、健康や介護の問題から目を背けることはできません。

元気なうちにこそ、将来について冷静に話し合っておくべきです。

お互いの健康状態の正直な申告

高血圧や糖尿病などの持病、過去の大きな病歴、現在服用している薬、アレルギーの有無など、ご自身の健康状態について正直に伝えましょう。

これは、今後の食生活やライフスタイルを考える上でも重要な情報です。

また、定期的な健康診断の結果を見せ合うなど、お互いの健康を気遣い、管理し合える関係を築けると理想的です。

健康であることが、幸せなセカンドライフの何よりの土台となります。

介護が必要になった場合の希望と準備

もし将来、どちらかが病気や怪我で介護が必要になった場合、どうしたいかを具体的に話し合っておくことは極めて重要です。

「パートナーに迷惑はかけたくない」「できるだけ自宅で過ごしたい」「専門の施設に入りたい」など、自分の希望を明確に伝えておきましょう。

介護の責任を一人に負わせるのではなく、公的な介護保険サービスや民間のサービスをどのように利用するか、費用はどこから捻出するか(貯蓄、年金、民間の介護保険など)まで話し合えると万全です。

また、介護を子供に頼ることを前提にしていないか、お互いの考えを確認することも大切です。

子供たちにはそれぞれの人生があることを理解し、基本的には夫婦二人で、あるいは専門家の力を借りて乗り越えるという心構えを共有しておきましょう。

理想のライフスタイルと住まいのこと

長年一人で暮らしてきた、あるいは前のパートナーと生活してきた中で、自分なりのライフスタイルが確立されているのが60代です。

全く違う環境で生きてきた二人が心地よく暮らしていくためには、生活の細かな点についてもすり合わせが必要です。

住居をどうするか

再婚後の住まいをどうするかは、大きな問題です。

どちらかの持ち家に同居するのか、お互いの家はそのままに週末だけ会う形にするのか、あるいは心機一転、二人で新しい家を借りる・買うのか、様々な選択肢があります。

どちらかの家に住む場合は、家財道具をどうするか、リフォームは必要かといった現実的な問題も出てきます。

また、持ち家の所有権や、将来どちらかが亡くなった後にその家をどうするのか(パートナーが住み続けられるのか、子供が相続するのか)は、相続の問題とも密接に関わるため、併せて話し合っておく必要があります。

家事の分担や価値観のすり合わせ

食事の好み、掃除や洗濯の頻度や方法、休日の過ごし方、お金の使い方など、長年培ってきた生活習慣や価値観は人それぞれです。

「これくらい言わなくてもわかるだろう」という思い込みは禁物です。

家事の分担について、お互いの得意・不得意を考慮しながらルールを決めたり、大切にしたいプライベートな時間や趣味について理解を求めたりと、日々の暮らしに関わる細かな点までコミュニケーションを取りましょう。

お互いの「当たり前」が違うことを前提に、譲り合い、尊重し合う姿勢が円満な共同生活に繋がります。

事実婚という選択肢も考える

60代からのパートナーシップは、必ずしも法律上の「婚姻(入籍)」だけがゴールではありません。

籍は入れずに、人生のパートナーとして共に暮らす「事実婚」も、現代では有力な選択肢の一つです。

事実婚のメリット・デメリット

事実婚の大きなメリットは、名字(姓)を変える必要がないこと、お互いの財産や相続関係が独立しているため、子供たちとの相続トラブルが起きにくいことなどが挙げられます。

また、前述の通り、死別した前の配偶者の遺族年金を受給し続けられる場合もあります。

一方で、デメリットとしては、法律上の夫婦ではないため、所得税の配偶者控除が受けられない、法定相続人にはなれない、緊急時の手術の同意など医療現場で「家族」として認められにくい場合がある、といった点が挙げられます。

権利と義務を明確にする契約書

事実婚を選択する場合でも、お互いを大切なパートナーとして尊重し、万が一の際に困らないように備えておくことが賢明です。

例えば、お互いの財産管理や生活費の分担、どちらかが認知症などになった場合に備える「任意後見契約」、亡くなった後の財産について定める「遺言書」などを、それぞれ作成しておくことをお勧めします。

これらの契約書を「公正証書」として公証役場で作成しておけば、法的な証明力が高まり、より安心して共に生活を送ることができます。

入籍という形にこだわらず、お二人にとって最も幸せで安心できるパートナーシップの形は何かを、広い視野で話し合ってみてはいかがでしょうか。

幸せな再婚を叶えた60代バツイチの体験談

60代からの再婚に不安を感じている方も、実際に幸せなセカンドライフを手に入れた方々がいることを知れば、きっと勇気が湧いてくるはずです。

ここでは、異なるきっかけで素敵なパートナーと出会い、充実した日々を送っている60代バツイチの方のリアルな体験談を2つご紹介します。

ご自身の状況と照らし合わせながら、未来の幸せな姿を想像してみてください。

趣味がきっかけで出会ったAさん(63歳・男性)のケース

定年退職を機に、長年の趣味だった登山に本格的に取り組むようになったAさん。

20年前に離婚して以来、仕事に没頭する毎日で、恋愛や再婚とは無縁の生活を送っていました。

子供たちもそれぞれ家庭を持ち独立し、一人暮らしの寂しさを感じ始めていた頃、地域の登山サークルに入会したのが大きな転機となりました。

サークルには同年代のメンバーも多く、その中の一人が現在のパートナーであるKさん(61歳・女性)でした。

Kさんも数年前にご主人と死別され、一人で過ごす時間が増えたことから、健康のためにと登山を始めたそうです。

何度も一緒に山に登るうちに、二人は自然と打ち解けていきました。

美しい景色を共有し、大変な登りを励まし合いながら乗り越える中で、お互いがかけがえのない存在だと感じるようになったのです。

再婚を意識し始めたのは、出会ってから半年ほど経った頃でした。

Aさんは、「彼女となら、これからの人生を楽しく、そして穏やかに過ごせる」と確信したと言います。

再婚を決める前には、お互いの将来についてじっくりと話し合いました。

年金や貯蓄といったお金のこと、それぞれ独立している子供たちとの関係、そして何よりも気になる健康や将来の介護のこと。

幸いにも、お互いの価値観は非常に近く、子供たちからも「二人が幸せなら」と温かく祝福してもらえました。

現在は、Aさんの持ち家にKさんが越してくる形ではなく、お互いの家を行き来しながら、週末は一緒に登山や温泉旅行に出かけるという自由なスタイルで生活を楽しんでいます。

「一人で見ていた景色も、二人で見ると何倍も美しく感じる。孤独だった老後が一変し、毎日が本当に充実しています。勇気を出してサークルに入って本当に良かった」と、Aさんは幸せそうな笑顔で語ってくれました。

結婚相談所で理想の相手を見つけたBさん(65歳・女性)のケース

Bさんは、50代前半で離婚後、女手一つで娘さんを育て上げました。

仕事と子育てに追われる日々が落ち着き、ふと自分の将来を考えたとき、言いようのない不安と寂しさに襲われたと言います。

「このまま一人で老後を迎えるのは寂しい。穏やかに語り合えるパートナーがほしい」。

そう強く思ったBさんは、友人からの勧めもあり、シニア向けのサポートが手厚い結婚相談所への入会を決意しました。

最初は「この年齢で結婚相談所なんて」という気恥ずかしさもあったそうですが、専任のカウンセラーが親身に相談に乗ってくれたことで、前向きに婚活に取り組めるようになりました。

何人かの方とお見合いを重ね、出会ったのが現在のパートナーであるMさん(68歳・男性)でした。

Mさんも奥様と死別後、数年間一人で過ごされていましたが、やはり人生のパートナーの必要性を感じて入会されたとのこと。

お見合いの席で、Mさんの誠実で穏やかな人柄に惹かれたBさん。

Mさんも、Bさんの明るく聡明なところに魅力を感じ、二人はすぐに意気投合し、交際がスタートしました。

結婚相談所を通じての出会いであったため、お互いの年収や資産、家族構成といったデリケートな情報が事前にクリアになっていたことも、安心して関係を深められた大きな要因でした。

再婚にあたっては、特に金銭面での取り決めを慎重に行いました。

お互いに子供がいるため、将来の相続で揉めることがないよう、弁護士に相談の上、財産管理に関する公正証書を作成。

また、お互いの子供たちを交えて食事会を開き、二人の決意を伝えて理解を得ました。

現在は、Mさんの家で同居生活を送っています。

長年一人暮らしだったため、最初は生活リズムの違いに戸惑うこともあったそうですが、「おはよう」「おやすみ」と声を掛け合える相手がいることの幸せを日々実感しているそうです。

「一人では味わえなかった心の安らぎがあります。結婚相談所は、私にとって最高の出会いの場でした。悩んでいるなら、まずは一歩踏み出してみることをお勧めします」と、Bさんは自身の経験を振り返ります。

まとめ

60代バツイチの再婚は、もはや珍しいことではありません。豊かな人生経験があるからこそ、お互いを深く理解し、支え合えるパートナーシップを築ける大きな可能性があります。

幸せな再婚を叶えるには、まずご自身の気持ちを整理し、お相手に求める条件を明確にすることが成功の鍵です。

その上で、結婚相談所や趣味の場など、ご自身に合った方法で出会いを探し、お金や将来のことについて誠実に話し合うことが後悔のない選択につながります。

勇気を出して一歩踏み出し、あなたらしい素敵なセカンドライフを掴みましょう。

マリッシュマリッシュ