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70代(バツイチ) 再婚 バツイチ

70歳を迎え、バツイチという経験を経て、もう一度誰かと共に歩む人生を考え始めたあなたへ。

シニアからの再婚は、残りの人生を豊かにする素晴らしい選択肢ですが、お子様のことや財産、健康面での不安も大きいのではないでしょうか。

この記事では、70代の再婚は「事前の準備と互いを尊重する心構え」があれば十分に実現可能である、という結論をお伝えします。

その上で、ご自身の気持ちと向き合う方法から、相続等の課題解決、シニアに最適な出会い方、そして幸せな関係を築く秘訣まで、具体的な5つのステップで網羅的に解説。あなたの輝く第二の人生を後押しします。

目次

ステップ1 なぜ再婚したいのか自分の心と向き合う

70歳という人生の節目を迎え、バツイチという経験を経て、今再び「再婚」という選択肢を考えているあなたへ。

その一歩を踏み出す前に、何よりも大切なことがあります。

それは、ご自身の心の奥深くにある本当の気持ちと、静かに向き合う時間を持つことです。

誰のためでもない、あなた自身の第二の人生を、心から満足できるものにするために。

このステップでは、なぜ再婚したいのか、その動機を深く掘り下げ、幸せな未来への羅針盤を手にいれるための準備を始めましょう。

焦る必要はまったくありません。

ご自身のペースで、じっくりと内なる声に耳を傾けてみてください。

マリッシュマリッシュ

70歳からの再婚で得られるメリットと幸福感

人生100年時代と言われる現代において、70歳はまだまだこれからの人生を楽しむためのスタートラインです。

この時期の再婚は、若い頃の結婚とはまた違った、成熟した大人だからこそ得られる多くのメリットと深い幸福感をもたらしてくれます。

具体的にどのような喜びが待っているのか、想像してみましょう。

まず最も大きいのは、かけがえのないパートナーを得ることで得られる「精神的な安定」です。

日々の些細な出来事を笑いながら話したり、体調が優れないときに「大丈夫?」と声をかけてもらえたり。

何気ない日常の中に温かい対話があるだけで、孤独感や将来への不安は大きく和らぎます。

喜びは二倍に、悲しみは半分になるという言葉の通り、心を分かち合える存在は、何物にも代えがたい宝物となるでしょう。

次に、「生活の質の向上」も大きなメリットです。

一人では億劫だった料理も、二人で食卓を囲むとなれば楽しみの一つに変わります。

共通の趣味を見つけて一緒に旅行に出かけたり、これまで行ったことのない場所に足を運んだりすることで、世界は再び色鮮やかに輝き始めます。

パートナーの存在が、新しいことに挑戦する勇気や、毎日を生き生きと過ごすための張り合いを与えてくれるのです。

また、シニア世代にとって切実な「健康面での支え合い」も忘れてはなりません。

お互いの健康を気遣い、日々の服薬を確認し合ったり、定期健診に付き添ったりすることができます。

万が一、どちらかが倒れたときにも、早期に発見し対応できる可能性が高まります。

身体的なサポートはもちろんのこと、「一人ではない」という安心感が、心身の健康を維持する上で大きな力となります。

70歳からの再婚は、残りの人生をただ過ごすのではなく、共に豊かに創造していくための素晴らしい選択肢なのです。

バツイチ経験を未来のパートナーシップに活かす

「バツイチ」という経験を、次の結婚への足かせだと感じていませんか。

「また同じ過ちを繰り返すのではないか」という不安が、あなたの心をよぎるかもしれません。

しかし、その経験こそが、次に出会う人とのより良い関係を築くための、実は最も価値のある「財産」なのです。

離婚という大きな決断を経たあなたは、以前の結婚生活の中から、多くのことを学んだはずです。

まず、あなた自身についての「自己理解」が格段に深まっています。

若い頃は気づかなかった、自分が本当に大切にしたい価値観や、どうしても譲れない境界線がどこにあるのかを、身をもって知っているはずです。

「こういう時に自分は寂しさを感じる」「相手のこういう言動は許せない」といった自己分析ができていることは、次のパートナーシップで同じ轍を踏まないための強力な武器となります。

また、コミュニケーションの重要性を痛感していることでしょう。

言わなくても伝わるだろうという期待がすれ違いを生み、小さな不満の積み重ねがやがて大きな溝になることを、あなたは経験から知っています。

だからこそ、次のパートナーとは、感謝の気持ちを言葉で伝え、意見が違うときには冷静に話し合い、お互いを理解しようと努めることができるのです。

この成熟した対話のスキルは、若い頃には持ち得なかった大きな強みです。

さらに、バツイチの経験は、相手に過度な期待をしない「現実的な視点」を養ってくれました。

完璧な人間などどこにもいないこと、誰にでも長所と短所があることを理解しています。

相手を変えようとするのではなく、ありのままを受け入れ、足りない部分を補い合うことの大切さを知っているのです。

この寛容さが、穏やかで持続可能な関係の土台となります。

バツイチであることは、決してハンディキャップではありません。

それは、人を深く理解し、思いやり、尊重する力を身につけた証しです。

その貴重な学びを胸に、自信を持って未来のパートナーシップへと歩みを進めてください。

第二の人生における理想の暮らしを想像する

再婚を考えるとき、「どんな人がいいか」というパートナーの条件から考え始める方が多いかもしれません。

しかし、幸せな第二の人生を掴むためには、まず「どのような暮らしを送りたいか」という、あなた自身の理想のライフスタイルを具体的に描くことが非常に重要です。

理想の暮らしが明確になれば、自ずとそれにフィットするパートナー像が見えてきます。

一度、静かな時間を見つけて、ご自身の心にいくつかの質問を投げかけてみてください。

紙に書き出してみるのも良いでしょう。

まず、「日々の過ごし方」についてです。

あなたは、パートナーと二人で静かに読書をしたり、庭いじりをしたりする穏やかな毎日を望みますか。

それとも、共通の趣味やスポーツを楽しみ、友人たちを招いて賑やかに過ごすアクティブな毎日を望みますか。

朝は何時に起きて、夜は何をしながら過ごしたいでしょうか。

次に、「住む場所や環境」について考えてみましょう。

慣れ親しんだ今の地域で暮らし続けたいですか。

それとも、自然豊かな郊外や、利便性の高い都心部へ移り住むことも考えていますか。

一戸建てかマンションか、理想の住まいの形はありますか。

そして、「人との関わり方」も大切な要素です。

お互いの子供や孫たちとは、どのくらいの頻度で、どのように関わっていきたいですか。

友人との付き合いや、一人の時間も大切にしたいと考えていますか。

パートナーと常に一緒に行動したいのか、それともお互いのプライベートを尊重し合う関係が理想なのかを考えてみましょう。

最後に、「お金の価値観」もすり合わせておきたいポイントです。

日々の生活は質素に、でも旅行や趣味にはお金を使いたいですか。

それとも、将来のためにしっかりと貯蓄をしていきたいですか。

金銭感覚は、生活の基盤となる重要な価値観です。

これらの質問に答えていくことで、漠然としていた「幸せな暮らし」の輪郭がはっきりと見えてきます。

このビジョンこそが、これからパートナーを探す上でのぶれない軸となり、あなたを本当に幸せにしてくれる出会いへと導いてくれるのです。

ステップ2 再婚の前にクリアすべき課題を整理する

70歳からの再婚は、これからの人生をより豊かに彩る素晴らしい選択です。

しかし、感情だけで進めてしまうと、後から予期せぬ問題に直面することもあります。

特にバツイチ経験のあるシニア世代の再婚では、子供や財産、健康といった現実的な課題が絡み合います。

幸せな第二の人生を確かなものにするために、再婚という決断を下す前に、クリアしておくべき課題を一つひとつ丁寧に整理していきましょう。

ここでの準備が、お二人の未来、そしてご家族との良好な関係を築くための大切な礎となります。

子供や親族への伝え方と理解を得るための準備

シニアの再婚において、最も慎重な配慮が求められるのが、ご自身の子供や親族への報告です。

長年築いてきた親子関係や親族との絆を大切にしながら、新しいパートナーとの人生を応援してもらうためには、事前の準備と誠実な対話が不可欠です。

まず大切なのは、伝えるタイミングです。

交際を始めたばかりの段階ではなく、お互いの意思が固まり、将来を具体的に考え始めた時期に報告するのが良いでしょう。

伝える順番としては、まずご自身の子供に一対一で話す時間を作ることが望ましいです。

兄弟姉妹がいる場合は、可能であれば一人ひとりと向き合うか、全員が揃う場で真摯に話す機会を設けましょう。

伝える際には、ただ「再婚します」と結果を報告するのではなく、「なぜ再婚したいのか」というご自身の気持ちを正直に語ることが重要です。

「残りの人生を一人で過ごす寂しさ」や「共に支え合えるパートナーと出会えた喜び」など、あなたの心の内を素直に伝えることで、子供たちも親の幸せを願う気持ちになりやすくなります。

また、お相手の人柄や出会った経緯、そして再婚後の生活について具体的に話すことで、子供たちの不安を和らげることができます。

もちろん、子供たちからは様々な質問や懸念が示されるでしょう。

特に、相続や財産の問題、将来の介護に関する心配は、多くの子供が抱く現実的な不安です。

これらの質問に対して感情的にならず、真摯に耳を傾け、後述する財産や介護の問題について、現時点でどのように考えているのかを誠実に説明する姿勢が求められます。

すぐには理解を得られない場合もあるかもしれません。

その場合は焦らず、「あなたの気持ちも理解できる」と共感を示し、時間をかけて対話を続けることが大切です。

お相手の子供や親族への挨拶も同様に重要です。

まずはパートナーからご自身の家族へ話をしてもらい、その後、改めてお会いする機会を設けるのが丁寧な進め方です。

お互いの家族が安心して祝福できる関係を築くために、誠意あるコミュニケーションを心がけましょう。

財産と相続の問題を解決する具体的な方法

再婚は、お二人の生活だけでなく、財産や相続のあり方にも大きな影響を与えます。

特に、それぞれに築き上げてきた資産があり、前回の結婚で子供がいるバツイチ同士の再婚では、金銭に関する問題を事前に整理しておくことが、将来のトラブルを未然に防ぎ、お互いと家族の安心につながります。

まず初めに、お互いの資産状況(預貯金、不動産、株式、保険など)と負債(ローンなど)について、正直に情報を開示し、共有することが第一歩です。

これは、今後の生活設計を立てる上で不可欠なプロセスです。

その上で、再婚後の生活費をどのように分担するのか、お互いの財産をどのように管理するのか(夫婦の共有財産とするのか、それぞれが個別に管理する特有財産とするのか)を具体的に話し合いましょう。

法律上、婚姻中に夫婦が協力して得た財産は「共有財産」とみなされ、離婚時の財産分与の対象となります。

また、再婚相手は法定相続人となり、配偶者として相続権を持つことになります。

このことは、ご自身の財産を自分の子供だけに相続させたいと考えている場合、特に重要なポイントです。

こうした複雑な問題を円満に解決するために、法的な手続きを踏まえた具体的な対策を講じることが賢明です。

遺言書の作成と専門家への相談

ご自身の意思を明確にし、子供たちと新しいパートナー双方に配慮した相続を実現するために、最も有効な手段が「遺言書」の作成です。

特に、前婚の子供がいる場合、遺言書がなければ、遺産は法律で定められた法定相続分に従って、新しい配偶者と子供たちで分割されることになり、意図しない結果を招く可能性があります。

遺言書には主に「自筆証書遺言」と「公正証書遺言」があります。

自筆証書遺言は手軽に作成できますが、形式に不備があると無効になるリスクや、紛失・改ざんの恐れがあります。

一方、「公正証書遺言」は、公証役場で公証人のもと作成するため、法的に確実で、原本が公証役場に保管されるため安全です。

70代からの再婚においては、手続きの確実性から公正証書遺言の作成を強くお勧めします。

遺言書を作成する際には、「誰に」「どの財産を」「どれだけ」相続させるのかを具体的に記します。

例えば、「自宅不動産は妻に相続させるが、妻が亡くなった後は、私の長男に遺贈する」といった内容(後継ぎ遺贈)や、「預貯金は妻と子供たちに均等に分ける」など、ご自身の希望を詳細に指定できます。

ただし、注意すべきは「遺留分」の存在です。

遺留分とは、兄弟姉妹以外の法定相続人(配偶者、子供など)に法律上保障された最低限の遺産の取り分です。

遺言書が遺留分を侵害する内容であった場合、相続人から遺留分侵害額請求をされる可能性があり、かえって争いの種になりかねません。

こうした複雑な法律問題を適切に処理し、ご自身の意思を確実に反映させた遺言書を作成するためには、弁護士や司法書士、行政書士といった法律の専門家や、信託銀行の遺言信託サービスなどに相談することが最善の策です。

専門家は、遺留分にも配慮した最適な財産配分を提案してくれます。

年金受給資格の変更点を確認する

シニア世代の生活の基盤となる年金も、再婚によって影響を受ける重要な要素です。

特に「遺族年金」を受給している方は、細心の注意が必要です。

亡くなった元配偶者から遺族年金(遺族基礎年金・遺族厚生年金)を受け取っている場合、再婚(法律婚だけでなく、生計を同一にする事実婚も含む)をすると、その受給権は失われます(失権)。

これは、新しいパートナーによって生計が維持されると見なされるためです。

遺族年金が生活の大きな支えとなっている方にとっては、再婚をためらう大きな要因となり得ます。

再婚後の生活費を、お二人の年金や資産で十分に賄えるのか、事前にしっかりとシミュレーションしておくことが極めて重要です。

一方で、ご自身が受給している老齢年金(老齢基礎年金・老齢厚生年金)は、再婚しても減額されたり、支給が停止されたりすることはありません。

また、再婚相手の年金加入状況によっては、新たに年金が加算されるケースもあります。

例えば、ご自身が厚生年金に20年以上加入しており、再婚相手が年下で一定の要件を満たす場合、「加給年金」が加算される可能性があります。

年金の制度は複雑なため、ご自身の状況で具体的にどのような影響があるのかを正確に把握するためには、お近くの年金事務所や「ねんきんダイヤル」に問い合わせて確認することをお勧めします。

その際には、ご自身とパートナーの年金手帳やねんきん定期便を持参すると、より具体的な相談ができます。

健康状態と将来の介護について話し合う重要性

70歳からのパートナーシップにおいて、お互いの健康は、日々の暮らしの質に直結する最も大切なテーマです。

これからの人生を共に歩む上で、健康状態や将来起こりうる介護の問題について、目をそらさずにオープンに話し合っておくことは、深い信頼関係を築く上で欠かせません。

まずは、現在の健康状態について、お互いに正直に伝え合うことから始めましょう。

高血圧や糖尿病といった持病の有無、定期的に服用している薬、過去の大きな病気や手術の経験など、ありのままを共有することが大切です。

これは、万が一の際に迅速かつ適切な対応をとるためにも必要な情報交換です。

そして、さらに踏み込んで話し合うべきなのが、将来どちらかが病気になったり、介護が必要になったりした場合の対応です。

「その時が来たら考えればいい」と先送りにするのではなく、元気なうちに具体的な希望や考えを共有しておくことが、いざという時のお互いの心身の負担を大きく軽減します。

話し合うべき具体的なポイントは以下の通りです。

・希望する療養場所:可能な限り自宅で過ごしたいのか、あるいは専門的なケアが受けられる介護施設への入所を希望するのか。

・介護の担い手:主にパートナーが介護を担うことを望むのか、それとも子供たちや公的な介護サービス、民間のヘルパーなどを積極的に利用したいのか。

・介護費用:介護にかかる費用を、年金や貯蓄からどのように捻出するのか。介護保険の利用方法についても確認しておきましょう。

・子供たちとの関わり:介護において、お互いの子供たちにどの程度の協力や関与を期待するのか。

こうした話し合いは、お互いの価値観や人生観を深く理解する機会にもなります。

また、延命治療に関するご自身の意思を示す「リビング・ウィル(尊厳死の宣言書)」の作成や、判断能力が低下した時に備えて財産管理や身上監護を託す相手を決めておく「任意後見契約」について検討することも、シニア世代のパートナーシップにおいては非常に有意義です。

お互いの健康を気遣い、将来の不安を共に乗り越えようとする姿勢こそが、70歳からの再婚をより強く、温かいものにしてくれるでしょう。

ステップ3 70代シニアに合ったパートナーとの出会い方

70歳を迎え、第二の人生を共に歩むパートナーを探したいと思っても、「この年齢で出会いなんてあるのだろうか」と不安に感じる方は少なくありません。

しかし、現代はシニア世代の出会いの形も多様化しており、ご自身の性格やライフスタイルに合った方法を選ぶことができます。

ここでは、70代のバツイチの方が安心してパートナーを探せる具体的な3つの方法をご紹介します。

焦る必要はありません。

それぞれのメリット・デメリットを理解し、ご自身が最も心地よいと感じる方法で、新たな一歩を踏み出してみましょう。

信頼できるシニア向け結婚相談所の選び方

確実性と安心感を最も重視するなら、シニア向けの結婚相談所が有力な選択肢となります。

結婚を真剣に考えている同世代の方と効率的に出会えるのが最大の魅力です。

入会時に身分証明書や独身証明書などの提出が必須であるため、相手の身元が保証されており、安心して活動できるというメリットがあります。

また、経験豊富なカウンセラーやアドバイザーが、お相手探しからお見合いのセッティング、交際中の悩み相談まで、きめ細かくサポートしてくれます。

特に、恋愛から遠ざかっていた方や、異性とのコミュニケーションに不安がある方にとっては、プロの第三者が介在してくれることが心強い支えとなるでしょう。

一方で、入会金や月会費、成婚料などの費用がかかる点がデメリットとして挙げられます。

しかし、それは質の高いサービスと安全性を得るための投資と考えることもできます。

信頼できる結婚相談所を選ぶためには、いくつかのポイントを押さえることが重要です。

まず、70代の会員がどのくらい在籍しているか、男女比はどうかなど、会員のデータを確認しましょう。

ご自身の希望する年代の会員が少なければ、出会いのチャンスも限られてしまいます。

次に、料金体系が明確であるかを確認します。

初期費用から成婚に至るまで、総額でどの程度の費用が必要になるのか、追加料金の有無などを事前にしっかりと把握しておくことがトラブルを防ぎます。

サポート体制も重要な比較ポイントです。

データマッチングでご自身で相手を探す形式なのか、カウンセラーが相性の良い相手を紹介してくれる仲人形式なのか、あるいはその両方を組み合わせたハイブリッド形式なのか、ご自身の性格に合ったサービスを選びましょう。

多くの相談所では無料相談やカウンセリングを実施しています。

趣味や地域の活動で自然な出会いを見つける

「お見合いのような形式張った出会いは苦手」という方には、趣味や地域の活動を通じて自然な形で関係を育む方法が向いています。

共通の関心事があるため会話のきっかけが掴みやすく、無理なくコミュニケーションを取れるのが大きなメリットです。

活動を共にする中で、相手の何気ない言動や人柄に触れる機会が多く、時間をかけてゆっくりと信頼関係を築くことができます。

結婚を前提としない友人関係からスタートできるため、精神的な負担が少ないのも魅力です。

出会いの場は、日常生活の中にたくさん潜んでいます。

例えば、公民館やカルチャースクールで開催されている俳句、書道、絵画、コーラス、楽器演奏などの講座は、感性の合う人と出会える絶好の機会です。

健康維持を兼ねて、グラウンドゴルフやパークゴルフ、シニア向けのヨガや太極拳、ウォーキングサークルなどに参加するのも良いでしょう。

体を動かしながら交流することで、自然と会話も弾みます。

また、町内会のイベント運営や地域の清掃活動、子供の見守りといったボランティア活動も、社会貢献をしながら同じ志を持つ人と出会える素晴らしい場です。

知的好奇心を満たしたいなら、大学の公開講座やシニア向けのパソコン教室などもお勧めです。

最近では、シニア世代を対象としたバスツアーやクルーズ旅行も人気があり、旅先での開放的な気分が、新たな出会いを後押ししてくれることもあります。

こうした場で素敵な出会いを引き寄せるには、少しだけ勇気を出して積極的に人と関わることが大切です。

まずは笑顔で挨拶をすることから始め、相手の話に興味を持って耳を傾ける「聞き上手」を心がけましょう。

そして何より、身だしなみを整え、清潔感を保つことは、年齢を問わず良い人間関係を築くための基本です。

まずは異性として意識しすぎず、気の合う友人を作るつもりで、楽しみながら参加してみてはいかがでしょうか。

シニア世代向けマッチングアプリの安全な活用術

近年、出会いのツールとして急速に普及しているのが、スマートフォンで利用するマッチングアプリです。

「若い世代のもの」というイメージがあるかもしれませんが、最近ではシニア世代の利用者も増えており、70代の方にとっても新たな出会いの選択肢となっています。

マッチングアプリの最大のメリットは、自宅にいながら、いつでも自分のペースでパートナー探しができる手軽さです。

結婚相談所に比べて費用が格安な場合が多く、普段の生活では決して出会えないような、さまざまな地域や経歴を持つ人と繋がれる可能性も秘めています。

一方で、スマートフォンの操作に慣れが必要な点や、結婚相談所ほど身元確認が厳格ではないため、ごく稀に悪意を持った利用者(業者や詐欺目的など)が紛れ込んでいるリスクもゼロではないというデメリットも理解しておく必要があります。

だからこそ、安全に活用するための知識を身につけることが何よりも重要です。

まず、アプリを選ぶ際は、安全対策がしっかりしているものを選びましょう。

具体的には、運転免許証や健康保険証など公的証明書による「年齢確認」が必須であること、不適切なユーザーを排除するための「24時間365日の監視・パトロール体制」が整っていること、この2点は最低限確認したいポイントです。

Pairs(ペアーズ)のように利用者が多く幅広い年代の人がいるアプリや、マリッシュのように再婚活を応援しているアプリ、youbride(ユーブライド)のように婚活への真剣度が高い利用者が多いアプリなど、それぞれの特徴を比較検討してみましょう。

安全に利用するためには、いくつかの注意点を守ることが不可欠です。

プロフィールは、あなたの誠実さが伝わるように、趣味や休日の過ごし方、パートナーとどんな関係を築きたいかなどを具体的に書きましょう。

ただし、住所や最寄り駅、勤務先など個人が特定できる情報は絶対に記載してはいけません。

写真は、清潔感のある服装で、自然な笑顔のものを設定すると好印象です。

メッセージのやり取りが始まったら、すぐにLINEなどの個人連絡先を教えるのは避け、アプリ内のメッセージ機能を使いましょう。

相手からお金の話や投資の話が出た場合は、詐欺の可能性が非常に高いため、すぐにやり取りを中止し、アプリの運営に通報・ブロックしてください。

そして、実際に初めて会う約束をする際は、必ず「日中の明るい時間帯に、駅の近くなど人目のあるカフェ」などを場所に選びましょう。

初回は1〜2時間程度のお茶で切り上げ、車での送迎やカラオケなどの密室に行くことは絶対に避けてください。

念のため、ご家族や親しい友人に「誰と、どこで、いつまで会うか」を伝えておくと、さらに安心です。

これらのルールを守れば、マッチングアプリはあなたの世界を広げ、素敵な出会いをもたらしてくれる強力なツールとなり得ます。

ステップ4 関係を深め幸せな未来を共に描く

素敵なパートナーと出会えたなら、次はお二人の関係をじっくりと深めていく大切な時間です。

70代の再婚は、若い頃の恋愛とは異なり、これまでの人生経験を活かし、現実的な視点を持って進めることが成功の鍵となります。

焦りは禁物です。

お互いの心に寄り添い、時間をかけて信頼関係を築きながら、幸せな未来を共に描いていきましょう。

このステップでは、交際を順調に進め、お二人にとって最良のパートナーシップを築くための具体的な方法をご紹介します。

交際中に確認したい価値観のすり合わせポイント

長く幸せな関係を続けるためには、お互いの価値観を理解し、尊重し合うことが不可欠です。

特にシニア世代の再婚では、すでに確立されたライフスタイルがあるため、事前のすり合わせがより重要になります。

「言わなくてもわかるだろう」という思い込みは避け、穏やかな雰囲気の中で、将来に関する大切な事柄を一つひとつ話し合ってみましょう。

ここでは、特に確認しておきたい価値観のポイントを具体的に解説します。

金銭感覚と生活費の考え方

お金の話は切り出しにくいテーマかもしれませんが、今後の生活の基盤となる非常に重要な要素です。

年金収入や貯蓄など、お互いの経済状況をある程度オープンにした上で、生活費をどのように分担していくかを話し合いましょう。

例えば、「毎月決まった額を生活費用の共通口座に入れる」「家賃や光熱費は一方が負担し、食費はもう一方が持つ」など、具体的なルールを決めておくと安心です。

また、旅行や趣味、外食といった「楽しみ」にどれくらいお金を使いたいか、子供や孫への資金援助をどう考えているかなど、お金の使い方に関する価値観も共有しておくことが、後のトラブルを防ぎます。

理想の生活スタイルと時間の使い方

これまでの人生で培ってきた生活リズムは、簡単には変えられないものです。

朝型か夜型か、食事は自炊が中心か外食も楽しみたいか、掃除や片付けの頻度はどのくらいが快適かなど、日々の暮らしに関する細かな習慣について話し合ってみましょう。

休日の過ごし方も大切なポイントです。

二人でアクティブに外出したいのか、それぞれの時間を大切にしながら家でゆっくり過ごしたいのか、お互いの希望を尊重できる形を見つけることが大切です。

一人の時間やプライバシーをどの程度必要とするかも、事前に確認しておくと、一緒に暮らし始めてからのストレスを軽減できます。

家族や親戚、友人との付き合い方

再婚は、二人だけの問題ではなく、お互いの家族や周りの人々との新しい関係が始まるということでもあります。

それぞれの子供や孫たちと、今後どのように関わっていきたいかを話し合いましょう。

例えば、「お盆や正月には集まりたい」「普段はあまり干渉せず、適度な距離感を保ちたい」など、具体的な希望を伝えることが重要です。

また、友人との付き合い方や、冠婚葬祭といった親戚付き合いに対する考え方もすり合わせておくと、いざという時にスムーズに対応できます。

お互いの大切な人間関係を尊重する姿勢が、円満なパートナーシップに繋がります。

健康状態と将来の介護への希望

70代からのパートナーシップにおいて、健康と介護の問題は避けては通れません。

ステップ2で整理した内容を元に、より深く、お互いの気持ちを伝え合いましょう。

現在の健康状態や持病について正直に話し、もしどちらかが先に介護が必要になった場合、どのようなサポートを望むかを確認します。

「できる限り自宅で過ごしたい」「専門の施設にお願いしたい」「子供たちには迷惑をかけたくない」など、具体的な希望を明確にしておくことが、万が一の時の安心材料になります。

また、延命治療に関する意思(リビングウィル)についても話し合っておくことは、お互いを深く思いやることの証と言えるでしょう。

入籍だけではない事実婚という選択肢も検討する

70代の再婚では、法律上の婚姻届を提出する「法律婚(入籍)」だけでなく、籍を入れずに共同生活を送る「事実婚」という形を選ぶカップルも増えています。

それぞれにメリット・デメリットがあり、どちらが優れているというわけではありません。

お二人の状況や考え方、そしてご家族の意向などを考慮し、最もフィットする形を選択することが大切です。

事実婚のメリットとデメリット

事実婚は、婚姻届を提出しないため、戸籍上の変動がないのが大きな特徴です。

メリットとしては、姓(名字)を変更する必要がなく、それに伴う各種手続きの手間が省ける点が挙げられます。

また、お互いの財産が独立しているため、相続の問題がシンプルになり、それぞれの子供たちの理解を得やすいという側面もあります。

一方で、デメリットとしては、法律上の配偶者ではないため、原則として法定相続人にはなれません。

そのため、パートナーに財産を残したい場合は、必ず遺言書を作成しておく必要があります。

また、所得税の配偶者控除が受けられない、医療機関での手術の同意などがスムーズにいかない可能性がある、といった点も考慮が必要です。

ただし、住民票を「夫(未届)」「妻(未届)」として届け出ることで、社会保険の扶養に入れる場合があるなど、一定の公的サービスを受けられるケースもあります。

法律婚(入籍)のメリットとデメリット

法律婚の最大のメリットは、法的に「夫婦」として認められることによる安心感と社会的な信用です。

お互いが法定相続人となり、配偶者控除などの税制上の優遇措置を受けられます。

また、病気や介護の場面で、家族として当然に意思決定に関われるという点も大きいでしょう。

「人生の最期を共にするパートナーとして、法的な繋がりが欲しい」と考える方にとっては、最適な選択です。

デメリットは、どちらかが姓を変更する必要があることや、相続関係が複雑になる可能性があることです。

特に、お互いに子供がいる場合は、遺産相続を巡ってトラブルにならないよう、事前に弁護士などの専門家を交えて、遺言書の作成や財産整理について話し合っておくことが賢明です。

お二人に合った形を見つけるために

法律婚と事実婚、どちらを選ぶべきか迷った際は、「なぜ再婚したいのか」という原点に立ち返ってみましょう。

精神的な支えや日々の彩りを求めるのであれば事実婚でも十分かもしれませんし、法的な保障や一体感を重視するなら法律婚が向いているかもしれません。

お二人の希望はもちろん、子供たちの意見にも耳を傾け、全員が納得できる形を見つけることが、幸せな未来への第一歩となります。

70歳バツイチ同士の再婚で成功したカップルの事例

実際に70代でバツイチから再婚し、幸せな日々を送っている方々はたくさんいらっしゃいます。

ここでは、二組のカップルの事例をご紹介します。

ご自身の状況と照らし合わせながら、未来のパートナーシップのヒントを見つけてみてください。

事例1:趣味をきっかけに出会い「週末婚」から始めたAさん夫妻(72歳男性・70歳女性)

共に離婚経験のあるAさんとBさんは、地域のハイキングサークルで出会いました。

お互いに一人暮らしの寂しさを感じていましたが、長年住み慣れた自宅や、それぞれの子供たちとの関係を大切にしたいという気持ちも強くありました。

そこで二人が選んだのは、籍を入れず、週末だけ一緒に過ごす「週末婚」というスタイルでした。

平日はそれぞれの家で自由に過ごし、週末になるとAさんがBさんの家を訪れ、一緒に食事をしたり、趣味のハイキングに出かけたりします。

財産は完全に独立させているため、子供たちも二人の関係を応援してくれています。

「お互いの自立を尊重しつつ、孤独ではない安心感がある。

この距離感が心地よい」と、お二人は笑顔で語ります。

事例2:お互いの将来を支え合うため「法律婚」を選んだCさん夫妻(75歳男性・69歳女性)

シニア向けの結婚相談所で出会ったCさんとDさん。

Cさんは持病があり、将来の健康に不安を抱えていました。

Dさんは、前の夫を看取った経験から、「人生の最後を共にするパートナーとは、法的な繋がりを持ち、責任をもって支え合いたい」と考えていました。

お二人は交際中、健康や介護、そしてお金の問題について徹底的に話し合いました。

そして、お互いの子供たちに自分たちの意思を丁寧に説明し、弁護士に相談の上で財産分与に関する公正証書遺言を作成。

全ての準備を整えた上で入籍しました。

今では、Cさんの通院にDさんが付き添い、日々の食事も健康を気遣ったメニューを二人で考えています。

「一人では乗り越えられなかった不安も、二人なら大丈夫。

夫婦になれたことで得られた安心感は、何物にも代えがたい」と、Cさんは語ってくれました。

ステップ5 新しい生活を円満にスタートさせる

長い道のりを経て、ついにパートナーと新しい人生の扉を開く時が来ました。

70歳という節目での再婚は、これまでの人生経験があるからこそ、より深く、穏やかな関係を築ける可能性があります。

しかし、長年ひとりで確立してきた生活スタイルを持つバツイチ同士だからこそ、新しい生活を始めるにあたって、いくつかの準備と心構えが必要です。

このステップでは、再婚後の新生活を円満に、そして幸せにスタートさせるための具体的な方法を詳しく解説します。

焦らず、一つひとつ二人で話し合いながら、最高のセカンドライフを築いていきましょう。

再婚後の住まいをどうするか決める

再婚後の生活の基盤となる「住まい」をどうするかは、最も重要で、最初に決めるべき課題の一つです。

お互いの資産状況やライフスタイル、そして将来の展望を考慮し、二人にとって最適な形を見つけることが、円満な同居生活の第一歩となります。

主な選択肢としては、以下の3つが考えられます。

選択肢1:どちらかの家に住む

最も手軽で経済的な負担が少ない方法が、どちらか一方の持ち家や賃貸住宅で一緒に暮らすことです。

引越しの手間や費用を最小限に抑えられ、慣れ親しんだ地域で生活を続けられるメリットがあります。

しかし、この選択には慎重な配慮が必要です。

家を提供する側は「自分の城」という意識が抜けきらず、移り住む側は「間借りしている」という遠慮や居心地の悪さを感じてしまう可能性があります。

特に、亡くなった前の配偶者との思い出が詰まった家の場合、仏壇の扱いや遺品の整理など、デリケートな問題が浮上することもあります。

事前に、どの部屋をどう使うか、荷物の収納場所をどう確保するか、リフォームは必要かなど、具体的なルールを細かく話し合い、お互いが対等な立場で暮らせる環境を整える努力が不可欠です。

選択肢2:新しい住居を借りる・購入する

経済的に余裕があれば、二人で新しい住居を探して移り住むのも素晴らしい選択です。

まっさらな状態からスタートできるため、どちらか一方が遠慮することなく、公平な立場で新しい生活を始めることができます。

二人でインテリアを選んだり、新しい街を散策したりする過程は、関係を深める良い機会にもなるでしょう。

70代からの住まい探しでは、将来のことも見据え、バリアフリー設計が施されたマンションや、生活支援サービスが充実しているシニア向けの住宅(サービス付き高齢者向け住宅など)も視野に入れると安心です。

ただし、新たな契約にかかる費用や引越しの労力、新しい環境やご近所付き合いに慣れるまでの時間が必要になるという側面も考慮しておきましょう。

選択肢3:近居や週末婚という形を選ぶ

必ずしも同居だけが再婚の形ではありません。

お互いの生活リズムやプライバシーを尊重したい、あるいは子供や孫との関係を維持したいという場合には、「近居」や「週末婚(通い婚)」も有効な選択肢です。

それぞれが自分の住まいを維持しつつ、歩いて行ける距離に住んだり、週末だけ一緒に過ごしたりするスタイルです。

この形は、長年のシングルライフで確立された自分のペースを崩したくないバツイチのシニアにとって、精神的な負担が少なく、新鮮な気持ちを維持しやすいというメリットがあります。

一方で、生活費が二重にかかることや、病気や怪我など緊急時の対応が遅れる可能性も考慮し、連絡方法や駆けつけられる体制について事前に話し合っておくことが重要です。

お互いの生活リズムやプライバシーを尊重する秘訣

70年という長い年月をそれぞれ別の環境で生きてきた二人が、一つ屋根の下で暮らすのですから、生活習慣に違いがあるのは当然のことです。

起床時間や就寝時間、食事の好みや味付け、室温の好み、テレビのチャンネル争い、お金の使い方まで、些細な違いが積み重なり、ストレスの原因になることも少なくありません。

幸せな再婚生活を長続きさせるためには、「違い」を乗り越えるのではなく、「違い」を認め合い、尊重する姿勢が何よりも大切です。

「一人の時間」と「二人の時間」を明確に分ける

いつも一緒にいることが、必ずしも良い関係を築くとは限りません。

特に、長年一人暮らしをしてきたバツイチの方にとっては、自分一人の時間は非常に重要です。

書斎や趣味の部屋など、お互いが干渉されないパーソナルスペースを確保することをおすすめします。

それが難しい場合でも、「午前中はそれぞれ自由に過ごす」「この時間は読書に集中する」など、時間で区切るルールを作るだけでも効果的です。

一人の時間を確保することで心がリフレッシュされ、二人の時間をより大切に思えるようになります。

家事や金銭管理のルールを事前に決める

生活の中で揉め事になりやすいのが「家事」と「お金」の問題です。

「言わなくてもやってくれるだろう」「これくらい当然」といった期待は捨て、具体的なルールを最初に決めましょう。

家事については、掃除、洗濯、料理など、お互いの得意・不得意を考慮して分担を決めます。

「完璧」を目指さず、お互いのやり方に口を出しすぎない大らかさも必要です。

時には家事代行サービスや配食サービスなどを利用して、二人でゆっくりする時間を作るのも良いでしょう。

金銭管理については、毎月の生活費を出し合って共通の口座で管理する方法や、家賃は夫、食費は妻といったように項目ごとに分担する方法などがあります。

お互いの年金額や資産状況をオープンにした上で、二人にとって公平で納得のいく方法を見つけることが重要です。

個人的な趣味や交際費に使うお小遣いについては、お互いに干渉しないのが円満の秘訣です。

感謝と対話を忘れないコミュニケーション

どんなに些細なことでも、「ありがとう」という感謝の言葉を口に出して伝える習慣をつけましょう。

「お茶を入れてくれてありがとう」「話を聞いてくれてありがとう」。

感謝の言葉は、相手への敬意の表れであり、良好な関係を維持するための潤滑油となります。

また、不満や違和感を溜め込まないことも大切です。

相手を責めるのではなく、「私はこう感じたのだけど、どう思う?」というように、自分の気持ちを主語にして穏やかに伝える「アイメッセージ」を心がけましょう。

定期的に二人でゆっくりと話し合う時間を設け、お互いの気持ちを確認し合うことが、すれ違いを防ぎ、絆を深めることに繋がります。

家族や友人との新しい関係性を築く

70歳での再婚は、二人だけの問題ではなく、それぞれの子供や孫、親族、友人といった周囲の人々との関係も新しく築いていく必要があります。

特にバツイチの場合、前の家族との関係も続いており、より繊細な配慮が求められます。

周囲からの祝福を得て、良好な関係を築くことが、二人の幸せをより確かなものにしてくれます。

相手の子供や孫とは焦らずゆっくり距離を縮める

再婚相手の子供や孫にとって、あなたは突然現れた「新しい家族」です。

すぐに父親や母親、祖父母になろうと焦る必要はありません。

まずは一人の人間として敬意を払い、「〇〇さん」と名前で呼び合うことから始めましょう。

相手の家族の歴史やルール、習慣を尊重し、最初は聞き役に徹する姿勢が大切です。

特に、相続の問題などで子供たちが不安を抱いているケースも少なくありません。

財産に関してはパートナーと事前にしっかり話し合い、その内容を子供たちにも誠実に伝えることで、無用な憶測や不信感を避けることができます。

孫との関係も同様で、過度なプレゼントやお節介は控え、自然な交流の中で信頼関係を育んでいくことを目指しましょう。

自分の子供や親族の理解を得て安心させる

同時に、あなた自身の子供や親族に、新しいパートナーを温かく受け入れてもらうための努力も必要です。

再婚を決めた背景や、パートナーがどんなに素晴らしい人であるかを丁寧に伝えましょう。

子供たちが心配しているであろう、あなたの健康や将来の介護、財産の問題について、具体的にどう考えているのかを明確に話すことで、彼らを安心させることができます。

お盆や正月といった家族の集まりにパートナーがどう参加するかなど、新しい家族の形について事前に話し合っておくことも大切です。

食事会などを開いて、パートナーと自分の子供たちが顔を合わせ、話をする機会を積極的に作りましょう。

お互いの友人関係を尊重し新しい輪を広げる

長年築いてきた友人関係は、人生の宝です。

お互いの友人を尊重し、パートナーに紹介し合うことで、それぞれの人間性をより深く理解することができます。

また、夫婦共通の趣味などを通じて、新しい友人を作るのも、シニア再婚の大きな喜びの一つです。

夫婦二人だけの世界に閉じこもらず、社会との繋がりを持ち続けることが、生き生きとした毎日を送るための秘訣です。

もちろん、時には昔からの友人とだけで会い、気兼ねなくおしゃべりをする時間も大切にしましょう。

そうした息抜きが、結果的にパートナーとの良好な関係にも繋がっていくのです。

まとめ

70歳からの再婚は、決して夢物語ではありません。

幸せな第二の人生を掴むためには、まずご自身の気持ちと向き合い、なぜ再婚したいのかを明確にすることが大切です。

その上で、お子様や財産、健康といった現実的な課題を事前に整理し、お相手としっかり話し合うことが、後のトラブルを防ぐ鍵となります。

シニア向けの結婚相談所や趣味の場など出会いの選択肢は豊富にあります。

焦らず関係を深め、お二人らしいパートナーシップの形を見つけることで、彩り豊かな未来を築くことができるでしょう。

マリッシュマリッシュ